「間」抜けな人 「間」を生かす人
ここで言う「間抜け」とは、条件反射的にいつものパターンの反応をした時のことです。
私たちには「選択の力がある」にも関わらず、人生の大半を条件反射的に処理してしまいがちです。
例えば
上司に叱られたら、取り敢えず反省しているフリをしておく。とか
家族に用事を頼まれたら、何も考えず「今忙しいからムリ」と返してしまう。
相方さんが不機嫌だと、条件反射的にこっちも不機嫌になる。
ランチのアフタードリンクは、何も感じずに「コーヒー」を頼む。
仕事終わりの帰り道は、何も考えず「いつもの道」で。
空き時間ができたら、なんとなく暇潰しに「スマホゲーム」で。
など
一瞬「間」をとって「感じて・考えて」選択すると、いつもとは違うポジティブな展開が待っているかも知れないのに……
脳が省エネで動くには自動操縦が最高のパターンですが、人生というロングスパンで観ると「間抜け」は大きな損失に繋がります。
例えば、上司に叱られた時、謙虚にしっかり耳を傾けて聞いていると、自分の長所を生かすヒントを授けてくれているかも知れないですし、また助け舟を出そうとしてくれているのかも知れないのです。
また何より、上司が「コイツ可愛げのない奴やなぁ。返答も暖簾に腕押し状態だし、もうなんの助言もチャンスも与えてやるもんか」と思ったら、その会社でのあなたのポジションはどんどん脇に追いやられてしまうでしょう。
もちろん会社で活躍するばかりが良いという訳ではないですが、もし何も考えず感じずにこの態度だとしたら、家族や親しい友人との間でもこのパターンが繰り返されている可能性が大きくなります。
相手は軽んじられているように感じ、あなたが本当に助けを必要とする時に、残念ながら因果応報で助けてくれない可能性も高まります。
逆にあなたが上司の忠告にしっかり耳を傾け、感謝して言葉を受け取り行動を変化させていく事で、上司は「打てば響く可愛い部下」とあなたのことを感じ、困っている時にはしっかり相談に乗り、必要な助け舟を出してくれることでしょう。
相手も人間ですから。笑✨
もちろんそれは夫婦関係、家族、友人など、あらゆる人間関係に当てはまります。
同時に、1人でできる事は小さいですが、人のチカラを借りると、できる事はその分大きく楽しくなります。
あなたに叶えたい夢があるなら、またあなたが人生を楽しみたいなら、ぜひ選択の力が存在する「間」を生かして下さい。
そしてどんな変化が起こるか、ぜひ検証してみてください。
面白い発見があるかも知れませんよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?