自己否定が強い人へ
はじめまして。圏ピエと申します。
今回は、自己否定が強い人へというテーマで話をしていこうと思います。
あなたは、何かあるごとに自分のことを攻めてしまったりしないでしょうか。
例えば、
人より物覚えが悪い
相手が言っていることが瞬時に理解できずに、何度も聞き返す。
バイト、仕事にて時間内に終わらせないといけないのに、スピードを上げることができなくてパンクする。
優秀にならなければいけない
勉強ができないといけない
大金を稼がないといけない
人に興味関心を持たないといけない
楽しませないといけない
沈黙が悪い
など。
いろんなことに対して、「自分が悪い。だめだ」そう解釈をしてはいないでしょうか。
そして、悪い悪いと思っている自分を辞めたい、そう思っているのに自分を否定し続けてしまうのが辛い。。。
そう辛く苦しい状況になっているのではないでしょうか。
それには次の章で説明をする、人間の根本的な癖があるからです。
「自己否定をする目的」
人間がする行動は、どんなことに対しても肯定的な目的があるとNLPという学問では言われています。
それがたとえ悪いことであったとしても、言いことであったとしてもどんなことに対してでもです。では、自己否定をする目的は何か。
それは、よくなって欲しいからです。
こういう自分はダメだと否定したら治ると思っているんです。
そういう誤った学習をしちゃっているんです。
自分は長らくそれで苦しみ、ずっと自己否定をし続けていました。
心の汚い自分は悪い。
頭の良くない自分は悪い。
自分の感情を持つこと。思うことは悪い。
そのようにいろんな自分を自己否定をし続けていました。
そうしたら良くなると疑いもしませんでした。
なんでしたら、自己否定をしている自分の目的もわからず、自分はダメだ。悪い。という思考停止の状態で生きていました。
そうやって自己否定を何年も繰り返し続けた結果、治るどころか悪化する一方でした。
一日中頭の中ではこういう自分は悪いという言葉が反芻し、頭はいつも重く、人の話が入ってこないで自分の心の声だけがずっと聞こえてくる。
できることなら心の言葉を止めてしまいたいと何度思ったことか。
それでも治らなかったので、諦めて自分は自己否定をやめることにしました。
正確には今でもこういう自分ダメだなと思うことはありますが、いちいちそれに対して罰することをしなくなりました。
自己否定の先には改善された未来ではなく、自己否定が続くだけです。
だから、自分のことを責めているあなたには、自己否定をやめて欲しいなと思います。
すぐにはやめられないかもしれませんが、それでもこういう自分が悪いと思い責めそうになった時には、一度立ち止まって欲しいと思います。
最後に、自分を責めてしまう人のために自分もやっているワークがあるので、それをやってみて欲しいなと思います。
「自己否定改善ワーク」
①自分の悪いなと思っていることを書き出す
②それがなぜ悪いと思っているのかを書きだす。
③それをした結果どういう結果になっているのかを書き出す
④悪いという解釈を外す。感情に許可を出す。
⑤本当に得たいものを書き出してみる
⑥そのためにいつ、どこで、どんなことをするのかを書き出してみる
⑦実際にやってみる
以上7つのステップをやってみてください。
例えば、自分であれば怒る自分が悪いと思っていたのでそのことについてあげます。
①怒っている自分は悪い
②感情をコントロールできなくなるから、人を傷つけてはいけないから
③本当は怒っているのに溜め込んで自分の感情を伝えられなくなる。
人からされて嫌なことがあっても、いいよいいよと作り笑いをしてその場をやり過ごし、モヤモヤとした感情を抱える。自分が耐えれば大丈夫だからと抱え込む。
④怒ってもいいと許可を出す。
⑤本音で語り合う人間関係を作る
⑥友達が適当に仕事をやっている話をした際には、そういう姿勢で仕事を取り組んだらあかんでと伝える。
⑦やってみる
自己否定をしたら良くなると思っている人。
自己否定をやめたいと思っている人
ぜひ自己否定しているあなたを悪いにせず、心に寄り添いながら声を丁寧に聞いてみてください。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。
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