E.T.歌巫女☆通信:「小さな宇宙人」と日本のスター・シード
エンリケ・バリオス氏の代表作『アミ小さな宇宙人』が、数年前から絶版になっているらしい。
その話がネット上で囁かれ始めた頃、ゴールデン・タイムのテレビ番組で有名人が、『アミ』の大ファンだと公言したことも影響したのだろうか。
今や『アミ』シリーズは、びっくりするような高値で売り買いされている。
日本人はなぜ、こんなに『アミ』が好きなのだろうか?
その理由を、私なりに考察してみたい。
『アミ』シリーズの1冊目が日本で出版されたのは、1995年3月。
私はすぐに購入し、感動した。
そのワクワクはやがて、他の数冊の書籍へと私を導き、こう識るに至った。
「日本人は、古代から『小さな宇宙人』に見守られ、導かれてきた!」
たとえば、
出雲神話の「スクナビコナ」、アイヌ神話の「オキクルミカムイ」がそうだ。
神話ではないが、『丹後風土記』によると、
浦島太郎のモデル、浦嶋子は漁師ではないし、連れて行かれたのは、海中ではなく、なんと他の惑星!
しかもそこで、「子どものように小さな人類」に複数、遭遇し、
「昴星や畢星の人たち」だと、説明されている。
昴星はプレアデス、
畢星はアルデバランのこと。
となると……、
出雲神話のスクナビコナや、アイヌ神話のオキクルミカムイは、
牡牛座のプレアデス星団やアルデバランから、古代日本をサポートしに来てくれていたのかも……と推察できる。
詳しくは、SF作家の豊田有恒氏が、「これはフィクションではない」と前置きして書かれた、
『知られざる古代史~神話の痕跡』(青春出版社)を読んでみてほしい。
それから鎌倉時代には、日蓮が処刑されそうになった時、空にUFOが現れ、中止になった!という話がある。
その後、日蓮の前に現れたのが、これまた「小さな宇宙人」!
日蓮が正体を問うと、「明星天子だ」と答えたのだとか。
明星、すなわち「金星から来た!」と答えたわけだ。
出雲神話のスクナビコナは、やはり光る船に乗って空から現れる。アイヌ神話のオキクルミカムイもそうだ。
ということは、もしかしたら金星には、プレアデス星人やアルデバラン星人の基地があり、それを古代日本人は、「高天原」と呼んだのかもしれない。
実を言うと、私も「小さな宇宙人」と、コンタクトした経験がある。
以前投稿した物語、『光の宇宙樹の歌』の第8話、第23話に書いたメッセージ、
「純真💓率直💓好奇心💓の三拍子がそろった大人が増えれば、地球人の先輩にあたる異星人からのアドバイスを、もっとたくさん、もっと正確に受け取れて、地球人は今度こそ、進化の階段を上がれるよ!」
これは、1970年5月、まだ小学生だった私が受け取った、E.T.ガイドのひとり「小さな宇宙人ニコラン」からのものだ。
そして、『光の宇宙樹の歌』第12話の冒頭に書いた、地球内奥の高次元世界、インナー・アースへ私を導いてくれたE.T.ガイドもまた、実は「小さな宇宙人ニコラン」だった。
さらに、「小さな宇宙人ニコラン」は、人類型E.T.の愛の倍音唱法、「光の宇宙樹の歌」を歌い始めた私が、どう説明しても誰にも理解されず、落ち込んでいた時、サイキック能力がある知人の家に現れ、「宙子を助けてあげて!」と頼んでくれたこともあった。
そんな経験も含め、私はこう推察する。
「善良な小さな宇宙人」は、
「地球より進化した他の惑星から転生してきた人たち」、いわゆる「スター・シード」が、
遅れた地球文明に生まれ、育っていく過程で「自分らしさ」を見失ってしまわないように、
「E.T.インナー・チャイルド」を見守り、導いてくれているのではないだろうか。
だから『アミ』シリーズには、作者バリオス氏のインナー・チャイルドような、ペドゥリートが登場し、彼の体験を通して、「スター・シード」たちは目覚めたり、癒されたりするのではないか。
そして日本には、他の国よりもたくさん、古代から「スター・シード」が転生しており、それゆえ近年ますます、日本での『アミ』人気が高まっているのではないか。
こういった私の推察が間違っていなければ、
「スター・シード」には、
バリオス氏にとってのアミや、私にとってのニコランのように、
「善良な小さな宇宙人ガイド」が、一人ひとり個別に、付き添ってくれているのではないだろうか。
そして彼ら彼女たちは、
「そろそろアミのファンは卒業して、あなた自身のE.T.ガイドとのコンタクトを深めていってほしい!」
そう思っているのではないか。
だからこそ、『アミ』シリーズは日本で絶版になった。そんな気がする。
✴2024年12月31日に伊福部大耀さんが公開なさった記事、『追悼エンリケバリオス』を拝読して、『アミ』絶版の背景には、やはり現実的なオトナの事情もあったのだな…と、再認識しました。
日本だけでなく世界中で似たようなことが起き、『アミ』が手に入り難くなってしまっているようですが、
それでも…、いえ、それだからこそ、私がこの記事に書かせていただいたことは、『アミ』ファンの方々への、大勢いる「小さな宇宙人」たちからのメッセージなのだろう!
そう、改めて思いました。
「愛燦燦ア~イオ~~ン💞🌏💞