note専用

【資料掲載】東日本大震災から9年ですね。

知ってましたか。
しれっと2010年代が終わっていたことに。
この10年早くないですか?

この10年といえば災害の多い10年でしたね。
なんだか次々という感じ。
そういうわけで、毎年恒例の東日本大震災の話題です。
いつもはブログで書いているのですが、今回はnoteも始めたことだしこちらでも。(内容はかぶります)

被災者として、ライターとして、ペンは剣よりも強いと信じているので、今年も書きますね。

東日本大震災を記録として見るならこれ

まず紹介したいのがこちら。
当時の様子を知ることができる、記録写真です。

画像1

東北地方整備局 震災伝承館 http://infra-archive311.jp/

こちらは東北地方整備局が震災当時に撮影した写真を公開しているサイトです。動画も年表も、当日の政府や県、市の動きなども資料として見ることができます。個人ではなく市町村の屋上カメラや交差点の定点カメラの映像が収められています。

公的な記録として知りたい方はぜひどうぞ。依頼フォームから使用許可を取ることもできますよ。

画像2

NAVERまとめ 【閲覧注意】東日本大震災の衝撃画像集【600枚超】https://matome.naver.jp/odai/2137536185716666201

こちらはご存じ、NAVERの記事です。公的ではなく、個人で撮影されネットに流れている画像などが閲覧できます。

ご遺体の写真もありますので、具合が悪くなりそうな方は要注意ですよ。私の良く知っている場所もたくさんあって、こちらで見ることができました。

警察歯科医の話

私は東日本大震災がきっかけで引っ越して、現在住んでいる山梨県で占い師とライターになりましたので、この経験を活かして書けることはきっとあるはず。と思って書いたものがあります。こちらです。

「警察歯科医」って知ってる?東日本大震災で活動した、ある歯医者さんの知られざるお仕事
http://world-fusigi.net/archives/8764598.html

不思議ネットさんで書かせていただいた記事です。私が住んでいた宮城県の歯科医師の話です。上記のサイトに掲載されている写真や記録などを使って書きました。また、私が当時のボロいガラケーで撮った写真も掲載しています。

記事中に使っている写真資料はすでに掲載期限が切れているのですが、これは震災伝承館からお借りしたものです。
そして文中に出てくる三宅歯科医師は、宮城県石巻市の三宅歯科医院の院長先生です。こちら 
三宅歯科医院 http://www.miyake-do.com/

この三宅歯科医院さんのサイトの下のほうに進むと「東日本大震災報告書」がダウンロードできます。こちらが不思議ネットさんで書かせていただいた記事の「警察歯科医」の活動記録です。

私は宮城にいた当時から歯科医院に勤務していた経験がありますが、歯科医療に携わったことがない方でも、グッとくる内容ですよ。一度読んでみてくださいね。

「死」というものの話

もう一つがこちらです。

震災遺族の不思議な心霊体験「私は死んだのですか?」
http://world-fusigi.net/archives/8934382.html

こちらも不思議ネットさんに書かせていただきました。
こうした大きな震災を通して学ぶことは「今後の震災への対策」ばかりではありません。
そもそも生き物の死とは何なのか、という生物学的な、哲学的なことも大いに含まれています。

そうした中でこの震災では、今までとは違い、遺族が亡くなった家族を感じる出来事があまりに多かったのです。不思議といえば不思議なのですけど、それ以上に人間の脳の可能性や、霊性というものの必要性を感じました。

あったかどうか、真実かどうか、そういうことは、いいのです。
「その人にとっての事実」が一番に大事なこともあるのですね。

生き物が死を恐れるのは、免れないことを認めているからです。けれども、子供や若者から死に関することを遠ざけようとすることは、生きるちからをつけさせないということにつながります。

死と直面し、死を知ったからこそ正しく恐れることができる、ということもあります。
死を認められないと、いつまでも飲み込めず泣けません。
いつか必ず死が訪れる、そう分かっていてこその毎日の大切さがあります。

それが、私が携わってきた医療や動物看護を通して学んだことです。

一年に一度くらいは考えてみる

記事に掲載している本は図書館にもAmazonにもありますから、ぜひ手にとってみてくださいね。
といっても、今は感染予防のために閉鎖中かもしれませんね。山梨もそうなんですよ。

一年に一回くらいは考えてみても良いこと、それが天災や震災や死です。
一回じゃ足りないんだけど、でも結局それくらいになりがち。そんな時に記録映像や写真なども使ってみてください。

視覚的にストレートに入ってきますよ。それくらい脳が危険を感じるのだから、私たちもいい加減危険を感じて準備しましょう。

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