McKEE社のホットル(コーヒーカラフェ)
どうも~ミルクグラスを愛するあまねですよ。
さて、あなたはコーヒーが好きですか?
私は好きというより依存です。そうです中毒者なのです。
ないと生きていけません。やってられません。
そんなわけで、どういうわけだか、今回は私のようなコーヒー中毒者に優しいアイテム、コーヒーホットルをご紹介します。
ちなみに前回に引き続き、仕入れたグラスを紹介するシリーズです。まだやってます。
右のやつですよ。
最初は花瓶だと思ったんですよ。フラワーベースなんてあるんだ、って。
で、バックスタンプを見たらMcKEE社!
今や大変貴重なMcKEEのグラス!
それだけで買いました。
さて、この形。
何に見えるでしょうか。そうです私はうっかり花瓶だと思ってしまいましたが、実はまったく違います。
正解は、コーヒーホットルでした。お恥ずかしながら買うときは知らなかった。
ホットルとは、写真のようにカップに乗せて使うもの。(この写真のホットルには中身が入っていません)
中に温かいコーヒーや紅茶を注ぎ、ふたをします。そのままカップに乗せて、カップを温めます。
ほどよく温まったところで中身を注ぎ、冷めないうちに召し上がれ♪
今回手に入れた写真のものは、ふたがありませんでした。本来は透明ガラスで、コルクが入ったしっかりしたふたです。
というわけで、この不思議な形は、カップにぴったり乗せるためなのでした。
コーヒーカラフェというと、口の部分にフィルターをかけてコーヒーを淹れ、そのままボトルにする、というような使い方が現代だと多いですね。なんですがこちらは、抽出は別で、コーヒーだけを入れます。
内容は2杯分。
おかわりも温かいままテーブルに持っていけて、さらにカップも温められるという、コーヒーをなんとも美味しくいただく工夫が凝らされています。
透け感も良いですねえ。。。
こういう文化、日本にはなかったのかしら?
それとも輸入されたけど衰退したとか?
1940年代のものだから、ずいぶん前ですけどね。
どちらにしろもったいない!
電気ウォーマーもいいんだけど、こうした工夫もおつなものですね。
一人用の小さなホットルも存在していますので、また復活したらいいのにな。
今回のグラス情報です。
【商品名】ホットル
【柄カテゴリ】ホワイト
【シリーズ名】-
【メーカー】McKEE社
【ブランド名】GLASBAKE
【製造年代】1940年代(GLASBAKEがMcKEE社の傘下だった1951年以前)
【大きさ】高さ:14cm 幅:10cm
【その他】取っ手カラーはイエローブラウン、フタなし
【状態】ベリーグッド(付属品なし)カケ、ヒビなし
この厚みが、冷めない秘密。
ほんとに冷めないんですよ!
逆光もきれい♪
コーヒーだけでなく、紅茶もいけるアイテムですね。
↓まだまだ続いてる「お迎えの儀」シリーズ↓