【不登校、五月雨登校の人が学校の勉強に追いつくための勉強法】起立性調節障害の不登校がやっていたこと
こんにちは!あまねです。
私は起立性調節障害という病気で、中学生のときはほとんど学校に通っていない不登校でした。
私が不登校だったときに一番不安だったことが授業を受けていないことによる勉強の遅れです。現在不登校で、同じ不安を抱えている方も多いと思います。
そこで今回は、私が不登校だったときに実践していた勉強法を紹介します。
いま不登校や五月雨登校で、授業についていけず困っている方は参考にしてみてください。
教科書は使わずに市販の参考書を使って勉強する
私は、教科書は先生の授業と一緒に使うことを想定されて作られていると思っています。
例えば教科書は、問題の答えや英文の日本語訳がのっていないことや、文章ばかりで分かりづらいことがあり、授業を受けていない状態で教科書のみで勉強することは難しいです。
一方参考書は、初めて勉強する単元でも理解しやすいように教科書の内容が詳しく解説されているものや1年間習う範囲で重要な部分の問題がまとめられているものなど、さまざまなレベルのものがあります。
このことから、自分に合った参考書を探して、それを使って勉強するほうがやりやすかったです。
休んだ授業のノートを全て写さない
私は休んだ授業のノートは再登校したときにクラスメイトに見せてもらい、休み時間に書き写していました。
しかし、出席していない授業が多いと登校したときに書き写す必要があるノートのページも多くなります。
そのため、授業でやるところまでノートを写すことが間に合わず、授業についていけなかったことがよくありました。
このことから私は、無理をしてノートを写すよりもノートを写すところは最低限にして、写していないところを勉強するときはノートの代わりに教科書の内容がまとめられている参考書を見るほうが効果的だと考えています。
ノートを写したほうがいいところ、参考書を見たほうがいいところについては次で説明します。
授業の前にやったほうがいいこと
まず、クラスメイトや先生に前回の授業内容を聞いて授業内容を把握しておきましょう。
事前にノートに写すべきところ
数学…課題がある場合、解けなくてもいいので、解説をメモできるように問題だけでも書いておく
英語…今回の授業で習うページの英文や英単語の日本語訳
教科書や参考書で確認しておくところ
数学…授業で使う公式
英語…授業でやっている単元の文法
国語、理科、社会…授業で扱う単元のページ
これを意識しておくと、授業の内容が分かりやすくなると思います。
優先するべき科目について
もし五教科の勉強だと量が多い人は、数学と英語を最優先に勉強してください。これらの教科は積み重ねが重要です。
一方で理科、社会、国語は、暗記が重要なため、その単元に関連する内容さえわかっていれば、授業においていかれないと思います。
高校受験をする人の場合はこれら三教科もしっかり勉強する必要があります。
しかし、通信制高校に通う予定の場合、中学生の内容を復習しながらの勉強になるためおおまかな内容がわかっていれば大丈夫です。
最後に
起立性調節障害で学校に通えておらず、勉強が同級生よりも遅れていて不安な人は多いと思います。
しかし、私は体調が良くなる夕方からの自宅学習でも、高校生になったときの勉強についていくことができました。
通信制高校では中学校の内容を復習しながら、個人にあわせた授業を受けることができます。
全日制高校(一般的な高校)に通いたい人は、学校ではなく、塾や高校受験向けの参考書を使って勉強することもできます。
無理をせず、自分のペースで勉強していけばきっと大丈夫です。