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HSPさんが雑談上手になるために必要なただ1つの方法

HSPさんで『雑談』が苦手な人、少なくないと思います。

HSP(環境感受性が高い人)であるため、空気を読み過ぎて返事をしたり、または考えすぎて肝心のタイミングを逃してしまうことも。

話題を振るなんてもってのほか!なんて方もいるのでは。

今回はそんな『雑談』が苦手なHSPさんのための『攻略法』を紹介します。

その前にお伝えしたい大事なことが1つ。
HSPさんが雑談上手になる過程で、何か新しいテクニックを習得する必要は一切ありません。

言いかえると、HSPさんが雑談への苦手意識を克服するために必要な作業は『足し算』ではなく『引き算』なのです。

HSPさんは雑談1つするにしても、受け取る情報は言葉だけでなく、話し手の表情や状況、背景など膨大です。その膨大な情報を処理しきれず答えに詰まってしまうことが多くあるのではないかと私は考えています。

捨てるべき情報は捨て、必要な部分だけを拾い上げる。つまり取捨選択の作業がHSPさんには必要なのです。

それをするために心がける方法はただ1つ、
『聞き役に徹する意識』です。

皆さん、人と話さないといけない状況になった時、必死に「何か話が弾む話題はないか」を探していませんか?

これからはもう大丈夫、話し始めは相手にお任せして、皆さんはその自分の高いアンテナを利用して「この人、この話だったら話してくれそうだな」というところを見つけてあげればいいんです。

服や靴、アクセサリー、ネイル、食べているお菓子や飲み物。どんなものでもその人の周りにあるものはその人のお気に入りです。それを話題にされて嬉しくない人間はいません。見つからなければ相手の趣味の話でも大丈夫です。自分のことに興味を持ってくれたら人は嬉しいものです。それが自分のこだわっている事であればなおさらです。

「相手は嬉しいだろう」という仮定のもと話を進めれば、話し手の表情や状況には気を配らずに済みます。つまり、会話に集中することができます。

そこからは正直、『習うより慣れよ』まずは1回やってみて下さい、それが大変なんだよと思っているでしょうが、きっとあなたのまわりには、あなたとと仲良くなりたかったと思っている人がいるはずです。


ここまでで、雑談が苦手なHSPさんのための攻略法を紹介しました。

ここから、この攻略法の大きなメリットをご紹介します。それは「苦手、嫌いな人にもこの攻略法は通用する」いうことです。

ただでさえ苦手な人なのに、ましてやそんな人と雑談なんて…って思いますよね。そんなときこそこの方法が有効です、自分があれこれ考えなくても相手が勝手にしゃべってくれるから楽ちんですよ!おすすめです。

例えば…
私「(苦手な上司)さんのご趣味って何ですか?」
上司「ん~、サーフィンはたまにやるな~」
※苦手なタイプにこの手の質問をするとやはりというか、自分が全く興味のないジャンルの答えが来ることが多いです(サーフィン好きな人ごめんなさい)
私(サーフィン興味ないな~、まぁでもとりあえずしゃべらせておくか…)
私「へ~、サーフィンですか、どれぐらいのペースで海に行かれるんですが?」
上司「2週間に1回くらいかな~」
私(結構行くな…実はかなりうまかったりするのか…?)

この辺りまで来てしまえば、後は
・サーフィンってどれぐらい練習したら波に乗れるのかなぁ?
・サーフボードっていくらぐらいするんだろう?
・もしかしたら奥さんとは海で知り合ったとか?(派生)

など、最初の質問からいかに話題を発展させるかに集中できると、意外と会話には困りません。
思考の引き算、取捨選択が自然とできている状態になれます。

そしてさらに、相手の情報を収集しておくと次回以降の雑談も攻略できます。

先ほどの例で言うと「今週は海に行ったんですか?」などですね。なんだか、雑談が上手な人っぽくなってきたと思いませんか?

話題を振ることに苦手意識がある人は、どこまで踏み込んでいいのか心配ですよね。でも、人は自分が好きなもの・ことは人に話したい生き物です。もしかしたら、その人の意外な一面が知れて、苦手だった人が少し大丈夫になるかも…?

もともと皆さんには会話を上手に進めることができる素養があります。あとは、それを上手に引き出してあげるだけなのです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

HSPさんたちが双方向のコミュニケーションができる場所づくりの資金と、記事を書きながら飲むコーヒー代になります。