HSPについて調べることに飽きちゃった、疲れちゃった人達へ
こんにちは、雨音と申します。
私は、自分の事をHSPだと思い、HSPについていろいろと調べています。ですが、調べているうちに自分がHSPなのかちょっとわからなくなってきました。(これあるある?)
なので私は「HSPについていろいろと考えている人」です。(謎の宣言)
今回はHSPについて調べることに飽きちゃった、疲れちゃった人達に向けた記事を書いてみました。
私は情報収集を主にTwitterで行っておりますので、Twitter等、SNSを活用されている方向けの記事になっています。
HSPについての簡単なご紹介からはじめますので、ご存知の方は読み飛ばして下さい。
(↓の目次クリック、タップでお好きなところから読むことができます)
■HSPとは?
HSPとは、生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。
統計的には人口の15%~20%。5人に1人があてはまる『性質』といわれています。
さらに、HSPの気質を構成する要素として【DOES(ダズ)】と呼ばれる4つの特徴があり、この4つすべてが当てはまる人がHSPであると、HSPを提唱したアメリカの心理学者 エレイン・N・アーロン博士は定義づけています。
【DOES(ダズ)】4つの特徴
D(Depth of processing):処理の深さ
O(Overstimulated):刺激への反応が大きい
E(Emotional response and empathy):高度な共感性
S(Sensitivity to subtleties):刺激への影響を受けやすい
■HSPについて調べることに飽きちゃった人達へ
最初はすごく楽しかったんですよね。HSPチェック表とにらめっこして、「これある!これもある!」でチェック表がみるみる✓で埋まっていく。「今まで悩んでいた原因はこれだったんだ!」とお腹にストンと収まる感じがしました。
誰とも共有できなかったモヤモヤにみんなが「それあるある!」と言ってくれた。嬉しかったし感動すらした。ずっと抱えていた孤独な感情が供養されていくような気持ち。
でも、しばらく続けていると「あるある」も枯渇するし、全部似たような内容。ネガティブなものも多いから、気持ちがそっちに引っ張られちゃったりする。
そこまでいったら、あとはもうHSP関係なく自分の好きなことを発信してみては?私は感受性の高い人たちがキャッチした、いろいろを見たいし聞いてみたい。そう思っている人は意外といると思う。(すでにそうやってSNSを活用されている人も多いかも)
■HSPについて調べることに疲れちゃった人達へ
『HSPは生まれつき』と言われて嫌だった人もいるんじゃないでしょうか。「それじゃあどうしようもないなぁ」なんて思ってしまう。
※調べていくと、「HSP」は先天的な要素と後天的(環境的)な要素が半分ずつあるといった主張もありました。私はこちらの主張を支持しています。
一生懸命調べてみても結局「これ!」っていう特効薬みたいな解決策、ないんですよね。まぁでもこれはしょうがない。「HSP」は「頑固」とか「几帳面」と同じその人の気質。治すものではない。そんなことはわかってるし誰も好き好んで自分のことを病気扱いしない。
ただ、「今」「この気質で」「とても」つらいのに、『HSPは病気じゃない』みたいな一般論だの、『ゆっくり』行こうだの『あせらず』向き合おうだの言われてもね。あと、『あなたらしく生きればいい』だとか『繊細さも武器、魅力』だとか、そういう上っ面だけを撫でて出てくる言葉が一番苦手なんだよね。
でも現実問題、一人一人の悩みはケースバイケースで十人十色。広く皆に語りかける言葉や動画なんてそういう他ない、間違ってない。
結局、自分の事情をわかってくれる近くの人に相談しながら、グチりながらやっていくのが一番。
自分が置かれてる環境なんてなかなか積極的に変えられるものではないし、ましてや他人なんて自分の力では変えられない。
辛い人に『環境を変えてみては?』みたいなアドバイスする人はちゃんとアフターフォローも責任持ってしようね。
あとは、誰かの悩みに寄り添いすぎてしまったり、調べ疲れてSNSを辞めちゃおうか悩んでいる人は0か100じゃない選択肢を用意して欲しいなと思っています。
『ちょっとSNSから離れる』
『ブロック、ミュートを活用する』
のような。
もちろんスッパリSNSを辞めてしまうのも一つの手段なのだけれども、何かあったときに吐き出せる場所をどこかに一つは持っていて欲しいなと思います。
■まとめ
自分の好きなことや、愚痴が自由に吐き出せる。
人間関係のしがらみがなく、離れるのも自由。
SNSという場所は、HSPという気質と向き合うには結構いい場所なんじゃないかなと思います。
(結論がIQ3~~~~!!!)
HSPさんたちが双方向のコミュニケーションができる場所づくりの資金と、記事を書きながら飲むコーヒー代になります。