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ポーランドのおやつ
ポーランド料理は概しておいしく、日本人がなじみやすい味と思う。
小腹が空いたときに買い食いできる、ちょっとしたスナックが豊富なところも気に入っている。
特に好きなのはZapiekankaという、バゲット風のパンを縦半分に切って焼いたポーランド版ピザだ。
チーズと乾燥きのことケチャップが載っているのが定番。
軽食にぴったりで、毎日でも食べたくなる。
屋台とかで売られているのだが、作りおきをレンチンしてるだけの店もあるので、よく中を観察して、ちゃんとグリルして焼きたてを提供しているところを選んで買うのがコツだ。
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餃子そっくりの見た目のPierogiはレストランや食堂、専門店など、いたるところで食べられる。
どう見ても餃子だから、その味を期待してしまうと……ちょっと拍子抜けということになるかもしれない。
一つひとつが大ぶりで、皮はむちっと厚め、中の具はきのこやマッシュポテト、チーズ、ザワークラウト、肉などいろんな種類がある。
果てにはフルーツ入りの甘いピエロギまである。
餃子のイメージをいったん頭から追い出して、違う食べ物として楽しむのがいい。
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Pączkiというドーナツもよく見かける。
ポンチキって名前、おもしろい響きだよね……?
「おいポンチキ!」って誰かを呼びたい。
イースト生地のまるまるふっくらとしたドーナツで、中にバラジャムが入っているのが伝統的だそう。
表面はうっすらと砂糖衣で覆われ、オレンジピールが風味を添える。
しかし食べ物にバラの香りがついているのはちょっと苦手……という私のような人でも大丈夫。
近年ではチョコレートやカスタードなどさまざまなバリエーションからよりどりみどり。
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Szarlotkaは素朴なりんごのケーキ。
ポーランドの家庭ではよく手作りされるそうで、家に招かれたとき、できたてをご馳走になったことがある。
ほろほろした生地と甘酸っぱいりんごが最高の組み合わせで、いくらでもお腹に入りそう。
カフェやパン屋でも定番メニューだ。
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古都クラクフは、 昔の建物が多く残っていて、歩いているだけで楽しくなる街だ。
そのクラクフでだけ、そこかしこで見られるのが、Obwarzanek krakowskiを売る屋台。
一見プレッツェルのようだけど、パリッとした皮の中はもっちりとした食感で、ベーグルの元祖なんだそう。
塩や胡麻、けしの実がまぶされていて、けっこう大きく、何もつけずにそのまま頬張ってもおいしくて満足感のある食べ応え。
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こうやって並べてみると粉ものばかりだった笑。
もちろんこのほかにもパンやケーキの種類は豊富だし、ちゃんとした食事の料理もおいしいから、ポーランドではお腹が忙しい。