『時間革命』を読みました。
1年前くらいに投稿した記事ですが、削除してしまった記事です。今回、改めて再投稿します。
今日は、僕の本棚にあった一冊を紹介します。今回紹介するのは、堀江貴文氏の『時間革命』です。
お金より大切なもの
「時は金なり」ということわざがある。ぼくに言わせれば、こんなバカな考え方はない。この言葉は、時間とお金を「同等に価値があるもの」だとしているからだ。人間にとって、何より尊いのは「時間」である。お金など比べものにならない。
『時間革命』(堀江貴文著)p1より引用
この本は、堀江氏の時間に対する考え方の話からスタートします。僕もこの考え方に強く共感できます。お金は無限に存在するが、時間は無限にはないからです。
また、お金はその人次第でいくらでも稼ぐことができるが、僕たちに残された人生の時間には限りがあります。そして、どのくらい残されているかは知らされていないのです。
少しまえ、「100日後に死ぬワニ」が流行っていました。100日後に死ぬ運命のワニの何気ない日常を描いている4コマ漫画です。その中で、ワニは、自分か死ぬことになるなんて知るよしもなく、平和で平凡な暮らしをしていました。
僕たちも同じです。残された時間なんて分かりません。明日事故に遭って、死んでしまうかもしれないし、100歳まで生きれるかもしれないし。
でも結局、僕は思うんです。もし仮に、明日死ぬんなら、今超絶楽しいことをすべきだし、何十年後なら、これから長い間、嫌なことばっかりし続けるのは不幸だと。つまり、時間を大切にして、今を存分に楽しもうということです。
『時間革命』から学んだ5つのこと
僕は、『時間革命』を読んで、本当にたくさんの事を学ぶことができました。その中から、皆さんにシェアしたいことを僕の言葉でお話します。
1.自分時間を生きろ
堀江氏いわく、時間には2種類あるようです。それは、「自分時間」と「他人時間」です。「自分時間」とは、自分の好きな仕事、趣味に没頭する時間のこと。対して「他人時間」とは、誰かにやらさている仕事、付き合いのことだそうです。
そして、「自分時間」が多ければ、多いほど人生の質が高まるそうです。誰かにやらされてやった仕事ってムダでしかありません。まったく生産的でないし、仕事の効率も低いからです。
2.多忙はやめて、多動で生きるべし
「多忙」とは、文字通り、忙しい人です。時間ばかりを気にして、忙しいアピールをしている人っていますよね。多忙な人とは、まさにそういう人です。
それに対して、「多動」とは、無我夢中に動き回る人のことです。堀江さんは、「多動」の説明として、面白い例えをしています。
魅力的なおもちゃがひしめく部屋に投げ込まれた子どもが、目を輝かせながら静かに遊びに没頭しているのに近い。
『時間革命』(堀江貴文著)p127より引用
子供の頃を振り返ってみてください。一日中遊んでいませんでしたか?ストレスなんて感じていなかったはずです。僕の場合は、1日中ゲームをしていました(笑)楽しくて、しょうがなかったからです。
3.スキマ時間を大切にすべし
生きていると、やることのないムダな時間が出てきます。電車の待ち時間、信号の待ち時間、注文した料理の待ち時間など…
1日の中でかなりの時間をスキマ時間が占めています。時間を有効活用するには、スキマ時間を上手く使うことができるかが鍵を握っているといっても過言ではありません。
そこで、堀江さんが提案しているのが、「スキマ時間に何をするかをリスト化する」です。あらかじめ5分、10分の空き時間が出来た時の事を考えておけば、すぐに取り組むことができ、時間をムダにせずに済むです。
4.睡眠時間は削るな
ここまで、時間を大切にし、常に動き続けている堀江さんですが、ご自身は睡眠はしっかり取るそうです。平均して、7~8時間は取るのだとか。
理由は、翌日のパフォーマンスを最大化するためです。睡眠を削って、働き続けたとしても、仕事の効率が低下しては、意味がありません。仕事のパフォーマンスを上げるためにも、睡眠は大切です。
僕自身も7時間は睡眠をとるようにしています。最近は、毎朝、必ず7時に起きるようにしています。常に時計のアラームを7時に設定しておくことで、逆算して12時には寝る生活リズムをつけることができます。
5.他人の悪口は時間のムダ
僕たちの周りには、必ず、人の悪口を言ったり、ゴシップ好きな人がいます。そういう人は、人が集まる飲み会の場で、惜しげも無く悪口を言って、場を盛り上げようとします。また、ワイドショーで話題になっている不倫だの騒いだりしています。
しかし、そのように自分のエネルギーをよそ事に注ぐのは無意味です。僕たちの暮らしに一切プラスに働かないし、芸能人のスクープなんて1ミリも関係ないからです。
他人の不幸をみんなで喜んでいる。考えたら、ぞっとしませんか?もし、そういう事に少しでも時間を注いでいるのなら、すぐにやめて、自分のやりたいことに思う存分時間を使いましょう。限られた時間を、人の不幸に使うのではなく、自分のために使った方が幸せですよ。
最後に
本日は、堀江貴文さんの『多動力』を紹介しました。いかがでしたか?
僕は、今日紹介した教訓の他にもたくさんの学びがありました。興味のある方は、ぜひ手に取って、読んでみてください。新しい発見があるはずです。
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