背景を想像する
先日、行ってみたかった完全予約制のランチを予約を入れてみる。
店主が12時すぎの電車に乗りたいので、10:30からならお受けできると。
ちょっと早くない?(笑)と思いつつ、友人も朝昼一緒になりがちとのことでひとまず予約完了。
しかし、当日の10時すぎに電話がなり、店主が門司港にいてお店に辿り着けないので11時に変更して欲しいと。
なかなか振り回される感じが逆に興味に変わる。
11時、いざ入店。
まずはお茶から。
私は宇治の煎茶を頂くことにした。一煎目は60℃。
まるでエスプレッソのような凝縮された旨味を堪能していると、食事が運ばれてきた。
こだわり食材を丁寧に調理したおかずが並ぶプレート は、1種類ずつ農家さんのお名前、産地、何を使って味付けしてるかなどの説明を受けると、ここに運ばれてくるまでの背景が伺えて、1時間という食事だけど、1時間で作れたものなんて1つもない。
何人の人の思いや、どれくらいの労力や情熱が重なってここまできたのだろうか…なんて想像すると何倍も美味しい。
2煎目は83℃でスッキリと頂き…
メインのハンバーグ!
美しかったし、美味しかったです。
12時には退店しなければならないと分かっていたので友人とは会話はあまりせず…集中!!(笑)
「当たり前」や「普通」といった視点は置いて、目の前にあるものとその背景にあるものを想像するといろんな気づきがある。
店主の裏事情も聞きつつ、むしろこういう環境になったからこそ、一層集中も出来た気がして感謝したくらい。
最後にゆずの香り漂う冷茶で口をスッキリして退店。
凝縮した貴重な1時間は、とても気づきの多い時間となりました。
改めて「気づきが感謝を連れてくる」そう思った出来事でした。
ありがとうございます(^^)