奄美大島に移住して2年経ちました。
コロナだなんだとバタバタしているうちに経ってました。2年。
移住してから1年、2年と時間が過ぎるにつれ、やはり状況は変化してくるもので、それにしたがって捉え方とか動き方が変わってくる部分も。
というわけで、区切りのタイミングということで、今何をどう考え捉えているのかを残しておこうと思い。
移住がいいとか悪いとかは人によると思っている派なので、美化するでもなく、現実どうなのかを整理してお伝えできればと思います。
想定より良かったこと
思ったより便利。暮らしやすい
思ったより便利で快適に暮らせています。なんなら、私の職場-妻の職場-娘の保育園-自宅間は徒歩10分圏内で、その中にスーパーも飲食店もある(なんならダイソーもある)ので、日常生活は徒歩圏で完結。奄美市の中心部はコンパクトにまとまっているのでそれはそれで便利です。
不便なことがそこまで不便じゃなくなってきた
不便なことを言い出すとキリがないですが、ほぼ慣れで解決できます。たとえばこういうものはこのネットショップで買う、とかそういうルーティンが確立されてくると断然負荷は下がります。あと荷物が届く時間とかも慣れてくると逆算して先に発注するとかするし。
一緒に働く仲間ができた
想定外の一番の項目がこちら(笑)。メンバーが増え、支社ができ。さらに夏くらいにはもう1人移住してくるメンバーがいる予定です。あと、支社ができたことによって来客を迎えやすくなったり、人脈が広がりやすくなっているのは想定以上の効果。です。
想定より悪かったこと
思っていたより忙しい
もうちょっとのんびりした島暮らしを送る予定だったのですが、おかげさまで忙しいです。むしろコロナの影響でリモートでも仕事できるじゃんってなって、これからさらに忙しくなるかもです。とっくにダイビングのライセンスとか取ってる予定だったんだけどなあ。本来ありがたい話なんですけどね…(笑)
それほどあっちこっち出かけない
もっと島中を巡って景色のきれいな場所とか、海がきれいなところとか、島を満喫する生活を送る予定だったのですが、島の南部なんて1年に1、2回くらいしか行ってないです…これは出不精な自分の問題でもあるんですが、1時間半かけてAAランクの海に行こうというよりも、30分でいけるAランクになるのもまた現実です…。
島内での動き
ビジネス的な部分で島内のなにかのお手伝いとか、島内でのイベント参加などなどの動きは思ったほどできてないです。これは思っていたより忙しいとかって要因やコロナの影響も絡んでいるのですが、島の規模が大きいので意識的に入り込むように努力しないといけない部分。逆にいうと移住してもそういうのにあんまり絡まず暮らしたい人にとってはいいことかもしれません。
だいたい想定どおりだったこと
知り合い・友だちができるのには時間がかかる
これは東京に出た時も数年かかったので、僕のタイプだと時間がかかるだろう。とは思っていたので想定どおりです。逆に妻はこの数年の想定ができない(経験がない)ので、結構このストレス大きかったようですが…。子どもができて飲みに行ったりする機会が減っているのも要因としては大きいですが(最近はコロナの影響でどのみち難しいですけどね…)。
自然の癒しの力
海はやっぱりきれいだし、山もあるし、遊んでも飽きませんし、きれいな景色を見るだけでも良い気分転換になります。よく妻とも「この環境だからすぐこれを楽しめるの贅沢だよねー」なんて話していたりします。少なくとも密閉を心配しなくて良い環境ですし。
島の人たちとその空気感
みんないい人だし、都市部だとあんまり田舎感なく暮らせるし、田舎の集落にいくと各集落の決まり事とかもあるので合う合わないとかはハッキリ出やすいし(もともと知り合いとかがいる方がいいです)。なので、ここが大体予想通りだったのが、ここ2年そこまでストレスなく過ごせている最大の要因かも、と。
いつまでいるの?
よく、いつまでいるつもりなの?と聞かれることも多いのですが、そもそも子どもをのびのびこういう環境で育てたい。という思いがあったりするので、よほどのことがないかぎり、子育てが一段落するまでは少なくとも島にいるつもりです。あと20年とか…って考えるとなかなか途方もないですが。
また1年経つと周りの環境や自分の状況、感じ方なども変わってくるかなと思いますので、節目節目で振り返っていきたいと思います。
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