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「のさりの島」の人インタビュー。小川大貴さん。#8

こんにちは。映画「のさりの島」上映プロデュースプロジェクトのnoteをご覧いただきありがとうございます!私達は、熊本県天草市で撮影された映画「のさりの島」を一人でも多くの方に見て頂きたいと思い活動しています。

▼活動の経緯はこちら


このnoteでは、天草で映画撮影に関わった方々や、東京など天草以外で上映プロデュースに関わる方々を紹介しながら、映画やプロデュース企画の裏側をお伝えしていきます。

今回は上映に向けて東京のプロデュースチームの一員として活動されている、小川大貴さんです。


上映プロデュースに関わるようになったきっかけ

ーー小川さんが「のさりの島」上映プロデュースに関わったきっかけを教えてください。

小川:きっかけは2019年の11月に東京熊本県人会の方が開催されていたイベント「市町村交流会シリーズ ~天草会~」に参加して、その際に天草のことを東京から応援している天草元気プロジェクトに出会ったことですね。

僕自身、中学までは天草にいたのですが、高校は熊本市内の高校に進学しています。天草にいたかったという気持ちもありましたが、自分の人生もあるので。ただそれがどこか自分の中で引っかかる部分があったんです。
なので天草を離れても、例えば熊本地震の際には支援物資を取りまとめして送ったりなど、地元のために何かできないかなと思って活動はしていました。

就職で東京に出てきてたんですけど、地元とは繋がっていたいと思って天草元気プロジェクトをやっています。今回、地元で撮影された映画の上映に携われるということで、話を聞いた時は何ができるだろうってわくわくしましたね。

東京の天草をたくさん知ったあまっぷの企画

ーーープロデュースプロジェクトでどのような活動をされてきたか教えてください。

小川:コロナの影響もあって映画を観た方々が実際に天草には行きたくても、行けない状況があると思うんです。なので身近な天草に触れられるようにあまっぷの企画を行いました。
→あまっぷはこちら(※GoogleMapのあまっぷが開きます)

実際に天草の食材が使われているところを調べてリストアップすると、結構たくさんあるし、自分の住んでいる近くにもあって驚きましたよ!
企画書を持ってお店に赴き、お願いなどもさせてもらったのですが、「いいよ、いいよ、協力するよ!」とすごく好意的で。
天草のためにと一言で分かってもらえる感じは嬉しかったです。

人の温度感が伝わる天草と都市部のつながりづくり

あとはのさりの手紙も実際に上映前に配布なども担当させてもらって、手紙を渡すと「ありがとうね!」「嬉しいよ!!」っておっしゃってもらえるのを目の当たりにして自分の行動が天草とのつながりづくりになっているのはやりがいを感じますね。

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僕自身もコロナの影響で在宅勤務が続いていて、普段はパソコンの画面と睨めっこなんですよね。友達とも頻繁に会うこともできない。
そういう中でこの手紙を通じたつながりづくりって人の温度感が伝わるし、自分の人間らしさを感じる瞬間でもありましたね
コロナ禍で映画が公開延期されましたが、これもまた「のさり」。
コロナ禍でプロジェクトに参加できたからこそ、私が生きていく上で何よりも大事なものを見つけることができました。

一方で企画を色々考え、修正しながら、天草の方々と連携していくのは大変でもありました。直接会えない状況でもありましたからね。映画も一度延期になって先が見えない感じもあったのですが、実際にこう少しずつ形になって、粘り強くやり続けてよかったなと感じます。

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(出演された小倉綾乃さんと。手元に注目!のさりの”の”マークです)

このnoteを読んで下さった方へ

ーー最後に、この記事を読んで下さっている方へ小川さんからメッセージをお願いします。

小川:僕はこの映画を見て、ふるさとの新たな視点に気づかされたんです。これまでは当たり前に感じていた人との関係性も、このコロナの状況もあって大切なものなんだと映画やプロジェクトを通して気づかされました。

だからこそ天草出身など関係なく、映画を観ていただいて、実家や地元の友達に連絡を取ってみて欲しいですね。内容はなんでもいいと思います。用事がなくても、たわいのないことでもいいと思うんです。

映画を通して人とのつながりの大切さに気づく。
どこにいるかではなく、誰とつながっているかを大切に過ごしたいですね。

ーー

○映画「のさりの島」公式HP


▼前売りチケットの購入はこちらから (BASEを通じて購入いただけます)


○上映プロデュースプロジェクトについてのメッセージや取材依頼はこちら
 amakusagp+nosari@gmail.com(担当:渡邉・金子)

文・編集:渡邉健

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