距離感って大事 ① 私とケーキ屋さん
何に関しても、自分との距離感って大事だなあとつくづく思う。
実際の何キロという距離ではなく、距離感。
自分にとって〝ちょうどいい距離感〟が相手となる人や場所との間で保てていると、いつもいい関係でいられる。
私の住まいの一階にはケーキ屋さんが入っている。
かなりの人気店だ。
毎日ケーキを横目に出入りする。
週末午後早い時間にはショーケースが空になっていることも多い。
このGW中も賑わっていた。
いつも食べられていいねー。
羨ましい!
そう周りからよく言われる。
〝そうね。〟
と私は答える。と同時に、
甘いものがそれほど好きじゃなくてよかった、と内心思う。
実は私はどちらかと言うと辛党(ワタクシ「甘辛」ですが…汗)。
甘いものを食べたくなることはあるけれど、ほんの少しでいい。
ひとカケラのチョコレートがあれば満足。
ケーキを食べたい衝動に駆られるのは…数年に一度あるかどうか。
ケーキを見ても、美味しそうとは思うがさほどの誘惑もプレッシャーもない。
ケーキ好きな人にとっては、住まいの入り口に人気ケーキ屋さんなんて、幸せこの上ないかもしれない。
でも、つい食べ過ぎてしまって控えなくてはならない状況なら、毎日美味しそうなケーキを前に素通りするなんてむしろ拷問⁉︎
どちらの場合でも、〝ちょうどいい距離感〟を探らなくてはならないときがありそうだ。
その点…
辛党の私はケーキ屋さんと〝ちょうどいい距離感〟を保つことには自信がある(笑)。
私にとって人気ケーキ屋さんの存在は、見た目にも色とりどりできれいで美味しそうなケーキが並び、笑顔でケーキを買う人で溢れる、常に心地よい住まいの入り口。
ごくたまに食べたくなるとき、すぐ絶品ケーキにありつける。手土産にすれば喜ばれる。まさにちょうどいい距離感で、サイコーな関係。
私と私の周りの人たちや場所との距離感を考える今日この頃。
食べ物屋さんを真っ先に浮かべるあたり、やっぱり食いしん坊だ(笑)。