モヤる心を塗料に乗せて
足をケガして、まる3週間になりました。
まだまだ完治は先になりそう。
ちゃんと動けない間は仕事をずっとお休みしてるわけで、つまるところ3週間は擬似ニート。仕事することでしか社会性を維持できないブキッチョなので、お家に引きこもってると自己肯定感的なものや罪悪感的なものがうずまいてモニャモニャします。
しなきゃいけないことが「安静」というのも中々にツライ。
「なにかしたいな」「なにかしなきゃな」を受け止めてくれるのが丁度ぼくにとってはプラモデルであり、吐き出したい言葉ぐっとこらえてハンドピースを握ります。とりあえず塗膜や形ができてくると、それが段階的にですが満足感に繋がっていくんですな。
そんなこんなで、約一週間かけてアオシマのスカイラインGT-R R34を組みました。
ボディはタミヤカラーの缶スプレー。
内装や窓、シャーシの黒いとこはぜんぶアクリジョンのつや消しブラックをエアブラシで吹きました。
細かいところはミラーシートやエナメルで塗っているけど、基本はこの2色なので全塗装した割には手間を掛けずに作れたかなと。
アクリジョンのいいところは、水性で匂いが少ないところと、マジックリンで簡単に拭き取れるところ。
初めてエアブラシで吹きましたが、塗料3:溶剤1の希釈率さえしっかりすれば問題なく吹けました。プラへの食いつきも問題なし。これは今後もちょいちょい使っていきたいね!
塗り重ねの順番やマスキングの段取り、どこでデカールを貼ってどのタイミングで接着するか。
そういうことを考えていくうちに頭がスッキリしてきて「ケガしたとはいえ何もせずに家にいるだけ」のなんかモニャモニャから無事逃避完了です。
思考と指先を止めさえしなければ、いつか必ず模型は完成するので、そこで達成感も得られるので実にプラモはありがたい。
実はこのR34は色んなとこをミスってしまったのですけど、どっこいぼくはまだ違うR34を積んでいるので、今回の学びをちゃんと次回に活かしてやろうと思っているのですフフ。
がんばるぞー(漠然)