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鋼の拳で怪獣を叩け

久しぶりにちゃんとゲームをクリアしたよ、という話。※ネタバレないのでご安心を

まとまった時間ができたわけじゃないんだけど、なんかこうムラッときてゲームをやりたくなる。
ただ最近のゲームはやり込み要素とかDLCとかでとにかく「長い」「ムズい」「PvPを取り入れたがる」から、孤独を愛するゲームヘタクソオジサンにはとかくハードルが高杉晋作なわけです。

少し前に、Twitterでユニコーンオーバーロードという良さげな感じのRPGがTLに流れてきて、「なんじゃこりゃああああ面白そうじゃああああ」となったのですが、如何せん発売日に買った3DSのポケモンサン(しかもウルトラじゃない方)が未だに未クリアでほったらかしの自分ですから、こんな超大作にブチ当たったら返り討ち間違いなしです。それくらいの自覚はあるのです。

そこで目をつけたのが、ユニコーン〜(長い)と同じ会社が作っているコレ。

タイトルがずっと覚えられない

十三機兵防衛圏!!!!!!!
この水彩画みたいな手描きのビジュがよきよきなんですよ!

ちゃんとゲーム画面でもこの柔らかいタッチの作画

ジャンルとしてはアドベンチャー?なのかな?

ざっくりいうと、未来で宇宙?から怪獣が攻めてきて世界が滅んでしまうので、少年少女が「機兵」というデカロボに乗って戦うぜ!!!という話。
なのでバトルがちょいちょい挟まります。タワーディフェンスゲームで難易度も優しいに設定できるので安心です。

ちなみに主人公が13人います。
舞台が1945年、1985年、2025年、そのさらに未来、と4つあります。
主人公一人一人にそれぞれ用意されたお話があるんだけど、ムカつくことにみんな時系列と時代がバラッバラに語られる上、タイムトラベルをしてぴょんぴょん他の時代に飛びやがるので、マジで脳がこんがらがります。

「こんなややこしいシナリオやってられっか!」ってブチギレそうになるんですけど、製作陣はわかってるんでしょうね、「まあコレでもみて落ち着けよ」とばかりにコチラを引き止めにかかります。

何とは申しませんが白です

このせいで15禁なのかあ!

作画がキレイなのと、声優さんフルボイスのお陰で、なんとかゲームを続けられます。
でも総プレイ時間の半分は「ワケワカメ!」との戦いでした、シナリオ考えた人すげえよ…


リーゼントキャラが素敵な緒方くん。
義理人情にアツいヤンキーニキです。推し。

後半は、とっちらかった伏線と次第に明かされていく世界の謎のせいで、「おまえ!そうだったのかぁあああ」「ええええマジかぁああああ」の連続でした。
さっき13人の主人公がいる、って書いたけど、それぞれのシナリオを少しずつ読み解いていくと、だんだん話がわかっていきます。終盤はバラバラのピースがハマっていく感覚がたまらなくて、脳汁とヨダレが垂れ流しでゲームが止まらなかったです。ゴールデンウィークはほぼこのゲームに捧げた。

面倒くさがり&ゲーム下手っぴの自分にとって、このゲームはとってもピッタシで。

・PVP要素がない
・シナリオはマルチエンドじゃなくて一本道
・普通にポチポチしてればトロコンできる(楽しいとか理解できたかは別として)
・何がとは申しませんが白いのが見れる

こんな感じ。

伏線回収も見事で、出来過ぎかってくらいにまとめて終わるので、クリアしたら「クリアした!おしまい!次は何をやろっかな!」と切り替えられてズルズルいかないのもまたいい。
総プレイ時間は70hくらいだったんですけど、寝落ちしたりうんちしながらだったので普通にやればもっと短くまとめられたかもしれない。爽快感は少ないけど満足感はある。良きゲームでした。

当初目をつけてたユニコーンオーバーロードもやりたいし、ゴーストオブツシマも楽しそう。
ゼロドーンが最高に面白かったホライゾンの続編もずーっと気になってる。そんな感じで次に何をプレイしようかなぁと虎視眈々です。

ゲームのはなしおしまい!



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