その気になるのを待つ
昨日の夜から、急に「あれもこれもやりたいモード」に突入した。
少し前までは過去を振り返って涙が出たり、現実を見たくなくて眠りの世界に逃げたり。
その最中は憂鬱で、気を抜くとすぐに海の底に沈んでいくようだった。
でも、編みかけの手袋を編み出したら止まらなくなった。
続きを編みたくて仕方がなかった。
さらに、「もっとカホンを叩けるようになりたい!」と思い、Instagramで演奏している人の動画を見漁った。
指だけで演奏しているとは思えないくらい細かい音や、手が痛いだろうなと思うくらいダイナミックな演奏に引き込まれ、少しでも近づきたいと思った。
手伝いをするイベントの資料の修正もやりたくなり、サクサクっと終わらせた。
軽い躁状態みたいなものなのかもしれない。
昔はこの状態を「普通」と思っていたけれど、なにかが過剰に分泌されていたのかも。
常にこの状態でいたいとは思わないけれど、たまに発動する分には結構好き。
マリオのスター状態みたいな、一時的な無敵感。
これはこれで気分がいい。楽しい。
人間の身体は自分では理解できないくらいすごい働きをしていると思っていて、いくらコントロールしようとしても、抗えないなにかがあると思う。
無理に思い通りにしようとするよりも、バイオリズムに身を委ねた方がするっとうまくいくのかもしれない。
最近は、海の底に沈むような気分になっても「ずっとこの状態が続くわけではない。いずれまた浮かんでくる」とどこかで思えているような気がする。
今回もいい例で、気づいたら水面にぷかぷか浮かんで、楽しいことで頭をいっぱいにしていた。
そんな感じで、沈んで浮かんでを繰り返すんだろうな。
だったら「頑張れない」などと落ち込まず、「あれもこれもやりたい!」と前のめりになるのをのんびり待てばいいのかもしれない。
自分との付き合い方がまた少しわかったような気がする。
『深い雑談』という、オンラインでお話しするサービスをやっています。
カフェで友達とおしゃべりするような気軽さなのに、深い話ができる。
「考えを整理したい」「客観的な意見を聞いてみたい」というときの話し相手に、ぜひご活用ください。
【毎日投稿 342日目!】