人よりちょっと得意なことを伸ばしていけるといいよね
人の特性は、関わる人によって伸び伸びと発揮されることも封印されることもあるなぁと思います。
私はおそらく、人より細かい部分に気がつきます。
恋人と一緒にアニメを見ていたとき、
「そういえばさっきもこの描写があったな」
「このシーンのこれ、オープニングにも出てきたぞ」
という感じで、私なりにいろんな情報をキャッチしながら見ていました。
そのことを伝えると、
「そんなに細かいところ、よく気づいたね!」
と言われました。
ひとりで見ているとそれが当たり前になってしまうけれど、そう言ってもらえたことで
「自分はよく気づく方なのかもしれない」
と思うことができました。
その流れで、過去のことを思い出しました。
私が気づいたことを結びつけて伝えても信じてもらえなかったり、「細かいことを気にしすぎだよ」と言われたりしました。
新入社員研修で使った部屋を片付けているとき、私は「あれとこれをやる必要がある」と思っているのに、同期たちは「もうやることはない」と思っていて、私が動き続けている姿を不思議そうに見ているというようなこともありました(それに気づいた人から手伝ってくれましたが)。
このような経験を経たことで、細かいところに気づくという自分の特性をいいものと思えなかったのだと思います。
そして、知らず知らずのうちに封印するようになった。
ですが、今回の恋人の言葉のようにその特性を純粋に「すごい!」と思ってもらえたことで、もっと伸ばしたい!発揮したい!と思うことができました。
きっと誰にでも人よりちょっと得意なことがあって、でもそれをだんだんと封印してしまっているのかもしれないなぁと。
各々が自分の得意を気兼ねなく発揮できたら、なんだかいい感じな気がします。
この記事を読んでくれた方が、「そういえばこれが人よりできたな」と思い出すきっかけになったら嬉しいです。
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