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はじめましての空間で、取り入れる情報量を制限してみた
昨日は、個展のお手伝いに行きました。
インスタレーションアーティストのYoshiya Taguchiさんによる、「TRANSLATION」という個展です。
鑑賞者が作品の変化の一端を担うことが推奨されており、今まで見たことのない不思議な空間になっていました。
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この作品とは関係がなくなってしまうのですが、この手伝いを通して、過度な興奮状態にならない方法を見つけました。
それは、人のことを知りすぎないということです。
今までは、はじめましての方がたくさんいる空間に飛び込むと、帰宅後も興奮状態が続いてしまっていました。
その原因のひとつに、「その日に出会った人のことをずっと考えている」というのがあります。
顔と名前、その人がやっていること、話した内容などを、忘れないように何度も繰り返し思い出しているんです。
それを頭の中だけでやろうとするから終わらないんだと思い、先日は紙に書き出すことである程度対処できました。
でも今回は、そもそも取り入れる情報量を制限するということをやってみました。
昨日は、誘ってくださった方以外全員はじめましてで、名前や中心メンバーの方との関係性など、なにもわからない状態でした。
普段なら話しかけて相手のことを知ろうとするのですが、昨日は個展の準備という性質上、口よりも手を動かす必要があったし、名前を覚えていなくても問題なく作業できました。
その結果、帰ってから思い出すのは
・一緒に作業をした方々の顔
・準備や片付けのときの雰囲気
・会場の空気感
などで、余韻には浸りつつも情報には溺れていないような感覚でした。
「もっと話してみたかったな」と感じる方もいましたが、あれもこれもとギアを上げすぎないことも必要だと学びました。
行く前は不安もあったけれど、行ってみたことで掴めた感覚があったなぁと思います。
それに、インスタレーションというジャンルを知れて、その設営に関われたことも貴重な経験になりました。
今はとにかく、いろんな場に行ってみることを大切にしたいです。
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