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“元気が出ない”を感じられることが、なんか嬉しい【日記】

さっきstand.fmで話してみて、やっぱり今の感覚を残したいと思ったので、noteにも書くことにしました。




元気が出ない


ここ数日、元気が出ません。

やる気が出ない、無気力、という感じ。
なんかぼーっとしていて、とにかく微妙な状態。


私は、自分の状態が睡眠時間にわかりやすく影響します。

調子がいいときは8時間ほどで気持ちよく目覚めるのですが、ここ数日は10時間越え12時間寝ることも。


最近の私の考えとして、身体が求めるまま眠るというのがあります。

社会で生きていくためには決まった時間に起きる必要があると思いますが、今の私にはそれは苦しい。

時間を決めて起きるのではなく、自分が必要としているだけ眠れたら、なんかいい感じかも。

そう思って、予定がない日はとことん寝るようにしてみました。

すると面白いことに、精神状態が睡眠時間に直結しているっぽいんです。

なにか自分にとって大きな意味を持つ出来事があったり、モヤモヤして気持ちの整理に時間がかかるようなときは、まったく起きられない。全身が眠りを欲しているように思えるんです。

裏を返すと、しんどいときは、眠ることでなにかを修復・回復しているんだろう。そう思えるようになってきました。


でもなんか、悪くない


以前の私なら、元気が出ない=悪い状態だと思っていました。

基準に対して下回っているから、今はマイナス・良くない状態だ、と。

これまでの私の認識


でも今は、あまり悪いという認識をしていないような気がします。

なぜかを考えてみると、ありのままの自分を見つめられているようだからかな、と思います。


会社に行けなくなってから2年ほど、私は抗うつ薬を飲んでいました。

その頃は、たとえ調子が良くても「これは薬を飲んでいるからであって、自分本来の状態ではない」という感覚がずっとありました。

飲まなくなった経緯についてもいつか書きたいと思っているのですが、今は薬を飲まずに過ごしているので、調子がいいときも悪いときも、自分本来の状態だという感覚があります。

(厳密には、低用量ピルを飲んでいるので、ホルモンの状態が本来のままではないと思ってしまう自分もいますが、それはそれとして、別で考えています。とはいえ、今はピルの休薬期間なので、それによるホルモンバランスの変化が影響しているのかな?とかいろいろ考えますが、医学的なことはわかりません。あくまで私の解釈・意味づけです。)


薬の影響を受けず、ただ調子がいいときもあれば、あまり元気ではないときもある。ただそれだけ、という感覚になってきました。

今の私の認識


もともとの良い・悪いという判断は、一体どこから来ていたのか、なんのためにしていたのか。

今思うと不思議な気もするのですが、当時はその感覚を当たり前のものだと思っていました。

ひとつ理由を挙げるとすると、

やるべきことをやれる=良い
やれない=悪い

ということだったのかも?そう思うと、なんとも現代的というか…


自分を見つめるとは


自分が今なにを感じているのか、心や身体がどうなっているのか、それに少しだけ、目を向けられるようになったのかもしれません。


自分の中にいる、もうひとりの自分。
その存在に気づき、声を聴くこと。

「疲れたね、思う存分寝たいよね」
「今日はどうしてもポテチを食べたい気分だな」
「今はSNSを見るのがしんどいみたい。読書しよっか」

こんなふうに、自分の状態に目を向けて、求めているものを差し出す

人には当たり前にしていたことなのに、いざ自分にやろうとするととても難しく、今までいかに自分を蔑ろにしてきたかを思い知りました。


矢印を自分に向ける、自分そのものを見つめるって、今の社会ではものすごく難しいことだなぁと思います。

社会から離れてみて、ほんの少し、自分が見えるようになってきた気がするお話しでした。

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