人を通して過去の自分と比較する
自分の進歩は、人を通して不意に気づけることがあるなぁと思う出来事がありました。
先日、知り合いの方と久々に話す機会があり、アルバイトを始めたことを伝えました。
その方と初めて会ったのは2年前。
当時は遠出をするのが難しく、行動範囲はかなり狭い時期でした。
そんな中で勇気を出し、少し遠出をした日のこと。
自分の当時の状況を話し、「今日ここに来るのもビッグイベントでした」と話したことを思い出したんです。
あれから2年。
今ではアルバイトができている。
あの頃の自分を知っている人に今の状況を伝えることで、過去のある地点と今との比較ができる。
人と比べたらキリがないけれど、2年前の自分と今の自分を比べたら、間違いなく前に進んでいると思えました。
普段から過去と比較して、「前に進んでいる」と思うようにはしていました。
けれど、どこか確信が持てなくて「全然だめだ」と思ってしまうときも。
それは、比較対象としての「過去」が曖昧だったからなのだと思います。
今回は、ピンポイントで「あの時の自分の状況」を思い出すことができたから、明確に比較できました。
それには過去の日記なども有効だとは思うけれど、人を通して思い出す記憶はまた違った温もりがあるように感じました。
どんな状況の自分も、誰かが覚えていてくれている。
苦い記憶はつい忘れてほしいと思うけれど、覚えている人がいるというのは長い目で見るととても幸せなことなのかもしれません。
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「考えを整理したい」「客観的な意見を聞いてみたい」というときの話し相手に、ぜひご活用ください。
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