カバンが大きくたっていいじゃない
最近になって、「カバンは小さくないといけない」という呪いが解けたように思います。
大学生の頃、カバンは小さい方がいい、身軽なのがいい、という風潮があったように思います。
私は心配性なところがあって、必要になるかもしれないものはなるべく持っておきたいと思っていました。
そうすると、どうしてもカバンは大きくなります。
明確には覚えていないのですが、当時付き合っていた人に、カバンが大きいことを笑われたような感覚があって。
「あぁ、カバンって小さくなきゃいけないんだ」
それがトラウマになって、どうにか小さなカバンで出かけられるように荷物を削るようになりました。
はじめこそ「いつもなら持っていたのに…」ということがあったけれど、慣れれば少ない荷物でもなんとかなるもので。
おかげでちょっとした泊まりのイベントに気軽に行けるようになりました。
でも、数ヶ月前リュックを買い替える際に、「カメラを持ち歩くときもあるから」ということで大容量のものにしました。
今使っているリュックは面白いくらいたくさん入るし、デザインも好みなので、とても気に入っています。
先日友人と遊んだ際、そのリュックで行ったら「遠足みたい」と言われ、昔のトラウマが少し蘇りました。
その友人のカバンは小さかったです。
でもそのときの私は、「自分がいいと思って使っているんだから、それでいい」と思えました。
食べ歩きで出たゴミを入れる袋や、汚れた手を拭くウェットティッシュを持っていたい。
日傘も雨傘も持っておくことで、雨が降ったときに相手にも傘を使ってもらいたい。
そんな自分の方が好きだから、今は荷物が多いことを恥ずかしいとは思いません。
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かつての自分は、「みんなそうらしい」という外側の基準に合わせなきゃいけないと思い込み、振り回されていました。
でも今は、自分の基準で決めていいと思えるようになってきました。
自分が気に入ったリュックを使い、自分が必要だと思うものを持ち歩く。
それによって、自分の選択に自信が持てるようになったのだと思います。
過去からの変化を感じることができ、嬉しくなりました。
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