岩田ケンスケ(Amain Baseball Clinic代表)

「楽しんで、うまくなる!」完全個別指導型の野球教室を運営しています。 主に学童野球につ…

岩田ケンスケ(Amain Baseball Clinic代表)

「楽しんで、うまくなる!」完全個別指導型の野球教室を運営しています。 主に学童野球について記事を書いていきます。

最近の記事

【オーダーの決め方:打順編】僕が少年野球チームを作るなら。実践編

「僕が少年野球チームを作るなら。実践編」 今回は試合でのオーダーの決め方、打順についてお話しします。 私がコーチに就任してから半年、ついに我がチームは初の公式戦に出場することになりました。 公式戦という目標ができたことで、練習試合や交流戦など対外試合の機会も増え、私もオーダーに悩む日々を送っています。 前提 「野球は9人で戦うスポーツではない」というのが私の持論です。 確かに、競技としては9人対9人で行うスポーツで間違いないのですが、スタメン9人を固定して戦うのではなく

    • 【保護者ミーティング】僕が少年野球チームを作るなら。実践編

      「僕が少年野球チームを作るなら。実践編」 今回は先日行った保護者ミーティングについてお伝えします。 意図 ミーティングを開催した意図は主に以下のようなものです。 1. 私自身の自己紹介(どんな人物か知ってもらう) 2. チーム方針の再確認(罵声指導の禁止、短時間で効率の良い練習など) 3. 目標の共有(1年以内に大会に出場する) 4. プレゼント(オンライン指導永年無料) 1.は単純に、いきなりコーチとして入った岩田という人間を知ってもらうため。 2.は代表が定めたチー

      • 【はじめに】僕が少年野球チームを作るなら。実践編

        これまで、「僕が少年野球チームを作るなら。」と題して 少年野球(学童野球)チームの練習方法や試合の進め方について、 これまでのノウハウを踏まえて理想とする運用方法を書いてきました。 そんな中、「名古屋blooms」という学童野球チームと繋がりができ、嬉しいことに代表の方がこのnoteを読んでくださり、また共感していただきました。 そこで、「ぜひチームでコーチをやってほしい」という話をいただき、8月から正式にコーチとして指導に携わることとなりました。 ※名古屋blooms h

        • 【有料記事】学童野球を退団させられました

          ※この記事は有料記事となります。 有料とした理由としては、主に以下の通りです。 ・私自身、本名(一部カナですが)で活動しているため当事者が特定されるおそれがある。 ・不特定多数が(誰でも)閲覧できる状態にしておくことで、本件を知らない方から曲解された形で当事者や関係者に伝わることを避けたい ・一部(または全部)において私見が多く入っているため、閲覧者の立場によっては刺激的な内容と捉えられる可能性がある 上記のような理由から、申し訳ありませんがフィルターを設ける意味で有料記事

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        【オーダーの決め方:打順編】僕が少年野球チームを作るなら。実践編

          【第4回 試合の運用】僕が少年野球チームを作るなら。

          「僕が少年野球チームを作るなら。」第3回はチーム全体の指導方針についてまとめました。 ※前回の記事は以下をご参照ください 全員参加、全員出場が大原則試合には出席者全員に参加してもらい、全員に出場してもらいます。 「同じ部費を払っているんだから」という以前に、チームメンバーなので全員が役割を全うする必要があると思います。 打席数、守備機会をなるべく均等に 年間や月間でスパンを区切り、全選手の打席数、出場試合数、守備機会(打球を処理した数ではなく、守備に就いたイニング数)を

          【第4回 試合の運用】僕が少年野球チームを作るなら。

          【第3回 指導方針】僕が少年野球チームを作るなら。

          「僕が少年野球チームを作るなら。」第3回はチーム全体の指導方針についてまとめました。 ※前回の記事は以下をご参照ください 「無理、無駄、無意識」の排除選手には、「3つのム」を排除するよう伝えます。 「無理」「無駄」「無意識」です。 3つの意味で「無理」をさせない まず第一に、決して無理をさせないこと。 「無理」という言葉を辞書で引くと次のように出てきます。  1.道理に反すること。理由が立たないこと。  2.実現するのが難しいこと。  3.行いにくいのに、押してすること

          【第3回 指導方針】僕が少年野球チームを作るなら。

          【第2回 ウォーミングアップ・体づくり】僕が少年野球チームを作るなら。

          「僕が少年野球チームを作るなら。」第2回はウォーミングアップや体づくりについてまとめます。 ※前回の記事は以下をご参照ください パフォーマンスの向上に全力を尽くすウォーミングアップの目的は体を暖め、運動能力を引き上げること。つまり、練習・試合におけるパフォーマンスの向上です。 もちろん、怠ると怪我の発生にも繋がるため、ウォーミングアップ・クールダウンは徹底して行います。 動的ストレッチ・静的ストレッチを使い分ける 最近は、ストレッチを全く行わずに練習に入る、というチーム

          【第2回 ウォーミングアップ・体づくり】僕が少年野球チームを作るなら。

          【第1回 練習メニューの策定】僕が少年野球チームを作るなら。

          「僕が少年野球チームを作るなら。」第1回は練習メニューの策定についてまとめます。 ※前回の記事は以下をご参照ください 目的を明確にする全ての練習において、「なぜ行うのか?」を明確にします。 目的のない練習はいわゆる「練習のための練習」であり、集中力も効果も低くなってしまいます。 メニューは前日までに共有する LINEグループやホームページなど、コーチ・保護者全員が共通の情報を見られるツールを作成します。 そして、練習前日までに1日のメニューを必ず共有します。 そうするこ

          【第1回 練習メニューの策定】僕が少年野球チームを作るなら。

          【第0回 はじめに】僕が少年野球チームを作るなら。

          はじめまして。岩田ケンスケと申します。 田中将大世代の88年度生まれ、愛媛県出身。 現在は愛知県名古屋市にて、妻と息子との3人暮らしです。 職業について「Amain Baseball Clinic」という完全個別指導型の野球教室、 ならびに「ABCアカデミー」という学習教室(家庭教師)を運営しています。 Amain Baseball Clinicは2022年12月に愛知県名古屋市にて開校(10月よりプレ開校)し、現在はコーチを業務委託する形で長野県・鳥取県でも開校しています

          【第0回 はじめに】僕が少年野球チームを作るなら。