がんばったね。


通級に勤めて、周りの多くの先生方が使っているのが印象的で、わたしも使ってみた言葉。

その言葉をわたしも使ってみようと意識的に関わっていた子どもへ使ってみて、びっくり。

ふわっと、目の前の子どもの表情が緩まるのを感じたからだ。


「がんばったね。」


「うん」と静かにうなずく小学一年生の女の子や、

「そーなんだよ、おれ頑張ったんだよ」と愚痴を言いながらも素直な言葉になってこころが開いていく高学年の男の子。



予期せず驚いたことは、

「がんばったね。」と声をかけているわたし自身もその言葉に癒される感覚を得たことだ。


周りに悩みを打ち明けられず歯食いしばって頑張っていた過去の幼い頃のわたしが、ほしかった言葉だぁー、と感じた。


「がんばったね」

そう言われたかったのかぁ、過去のわたし。

と、目の前の子どもに同じ言葉をかけながらそんなことに気がつきこころがじんわりと温まったことを覚えてる。


この言葉には、人を癒すパワーがある。



目の前のお子さんや大切な人が悩んでいるときや、

その子なりに頑張った時、頑張ったんだろう時、

「そっかあー。がんばったね。」


その言葉できっと目の前の人の表情と心はゆるっとふわっと緩まりますよ


💐

NATSUKI 

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