朝のピラティスと、作業興奮のお話

みなさんこんにちは。

私は最近、【作業興奮】という心理学の言葉を知りました。

日頃ずっと思っていたけど、それがちゃんと心理学的に立証されていることなのだと知って、おおーーとなったのでここにシェアします！

作業興奮とは、やる気が湧かない状態でも、何かしらの作業を始めることで脳が活性化し、次第にやる気や集中力が高まっていく現象のことを言います。

この現象は、脳の側坐核（そくざかく）と呼ばれる部分が関与してるそうです。

作業を始める→ドーパミンの分泌→やる気の増加→習慣

最初は気が進まなくても、何か簡単な作業を始めると、側坐核が刺激され神経伝達物質「ドーパミン」が分泌されます。そのドーパミンが増えることで集中力が高まり、「もっとやりたい！」という気持ちになるそうです。

この作業興奮を湧き立たせるには【とにかく始める】という一点です。

気が進まない場合でも、簡単なステップから始めるのが効果的。そして「これだけやってみよう」と小さいゴールを設定することで、取り組みやすくなります。
やる気が出てから動こう、ではなく動きながらやる気を高めるのです。

長い時間でなくて良いんです。まずは５分。意識的に毎日何かやる。
ただただやる。いやでもやる。
そうすると、どんどんそれが当たり前になってゆき、もっと頑張ろう、もっとやってみよう。となるそうです。

例えば
• 勉強を始めるのが嫌なとき、机に向かって1行だけノートに書く。
• 掃除をしたくないとき、とりあえず1つのものを片付ける。
• 運動をしたく無い時、寝る前に深呼吸だけでも意識的に行ってみる。

三日坊主で続かないみなさん、まずはなんでも良いから行動してみよう。
気持ちはコントロールできないけど、行動はコントロールできる。最初からハードルを上げず、乗り越えられる高さのハードルを。

そんなお話をした朝のピラティスでした。