何か特別な力がないと占いって出来ないの?
最初に断っておきます。
これは特別な力がある方や、感覚が優れてる方、特定の方を否定するものではありません。(本当に違いますよ。むしろリスペクトしてる人多数!)
何故この記事を書こうと思ったのか?
それは私がかつて『霊能力や、霊感、特別な力がないと占いを続けるのは難しいよ』と占い師を始めたばかりの頃、霊感系の占い師の方に言われたからです。
正直、その時は全く占い師の世界を知らないに等しかったし、鑑定を受ける事もほぼなかった側なので、あ…そうなのか…。これはどこかで詰む事が出てくるのかも。とちょっと自分にガッカリしたこともありました。(結局元々占いをそんなに信じない自分なので←ぉぃ ま、この人の言う事はまた違うんだろうね…と思えたから良いのですが…)
で、誤解を恐れずに言うのであれば…(ここ大事)
カードの声が聞こえる。絵が動いて見える。光って見える。何かメッセージが浮かび上がる。このカードを見てと何かに促される…という話を占い師の人たちから聞くこともあると思います。
もちろん、これ自体は素晴らしい感覚で、そういった感覚がある方は活かしてやっていくと良いと思います。(否定をしたいわけじゃないんですよ)
でも、イコールそれが『その感覚がないとダメ』という事ではないし、ないと『占い師になれない』というわけではないという事を知って欲しくて記事を書きました。
何故なら私にはそういった感覚は全くないから
またまた~~と言われそうですが、『全く』ないですね。
カードが語り掛けてきたこともないですし、光った事もないです。(パチンコを激しくしてた頃は当たる台が何となく光って見えた事はありましたがw)
ましてや絵から何かを感じ取る事すらないです。ひどいもんです(笑)
なので、デッキの雰囲気が変わっても読みが変わりませんし、何も影響を受けません。
視覚からも聴覚からも影響を受けてないという事がここでわかります。
ですが、占い師は出来てますし、人に教える事も出来ているようです。
あ、何か香ることもないので嗅覚もないですね。
触感を思い出すとかもないです。
つまりは『共感的能力は高いわけではなく(むしろ低いかも)、そこにない情報を受け取ってる感じは一つもない』といった感じなのです。
で、何が言いたいの?
自分にはない感覚の占い師さんの鑑定を受けたり、先輩の話を聴いたりして凄いな、素敵だな…と思って占い師の勉強を続けてて、何だか上手く読めなくて…で、『特別な感覚』の話を聴いたときに『あ、自分はそれがないからダメなのかも…』と思ってしまうのはちょっと残念というか、そんなことはないよ。と言いたいからですね。
繰り返しますが、素敵な感覚を持ってる方たちを否定してるものではないです。そういった感覚があるのであれば、それは活かすとより個性が際立つでしょうし、そこからその人にしか出来ない鑑定の味が出来てくるんだと思います。
じゃあ、感覚ない私はどうしてるのよ?
気になります?
聴覚、視覚は全く関係ないんですよね。
どちらかというと、理論とバランスと、言葉を繋いでる感じです。
なので、カードを引いて絵を見るのは最初だけ。写真に撮って、メモをとったらあとは別に見ません(カードから感じないですから)
あとはメモに書かれたカードの文字を見て、単純に何のカードが出てたかと、その方の悩みと、そこからキーワードを抽出し、全体のバランスを見て、またキーワードを拾い、繋いでいく感じです。
全ての点が綺麗につながった時はすいすい読めて意味が通ります。
点というのはそれぞれのカードが持つ意味的な物ですね。
どれかが間違ってると意味が成立しません。
そんな感じです。(ざっくり説明w)
カードが言ってます。という表現を便宜上使いますが、そのキーワードをコンピューターのようにチョイスする私。というのが近いです。検索マシンみたいな感じですね(笑)
なんかあれです…某コンビの『ととのいました~~』に近いですね。(ちょい古)なぞかけみたいな感じ。
まとめ
そう考えると、色々な占い師のタイプが居るんだと思います。
どのタイプがいい悪いではなくて、どれも良いのです。
服のデザイナーが色々いたって、どのデザインも誰かしらイイ!ってなる人はいるはず。
美容師さんだってどんなタイプの人が居ても、需要あるでしょ?画家もそうですよね…。歌い手も…そんな感じなのかなと思ってます。(売れる売れないではなくて、好きだと言ってくれる人、形として仕上げられるという意味です)
なので、アナタがどんなタイプでも『占い師になりたい』のであればまずは続けてみてはどうでしょうか?そうしてるうちに、あ、自分はこのタイプなんだなっていう自分スタイルが見つかるはずです。
こうじゃないとダメってのはないんです。自由な仕事ですから…そこが良いところですよね?(*‘∀‘)
最後まで読んでくださってありがとうございました。
天羽ココ。