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8月に観た映画の振り返り(下半期)
上半期の振り返りをしたので、下半期に観た映画の振り返りをしようかと思う。
(注意)
一部写りが悪い写真があるため、予め理解していただいた上で読んでもらえたらありがたい。
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フライヤーリベンジ成功(笑)
入場者特典のポスターもゲット出来たので前回の鑑賞時に果たせなかったことをやっと達成した。
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結果2回見たことになるが、2回見てやっと事の顛末に気づくのだったΣ(´∀`;)
ここから紹介する内容はネタバレなので映画をまだ観られていない方は結末がわかってしまうのでご注意願いたい。
最初はスージーは仕組まれた?と思っていたが、2回目の鑑賞でやっと内容がわかった。
仕組んだのはスージーだった。
ポッドキャストで未解決事件の考察の配信をしながらの、なかなかフォロワー数が伸びず悩むスージーに、人気インフルエンサーのジェシーが行方不明になる。
スージーは通い慣れた保安官事務所でジェシー発見のための情報を収集していく中でジェシーの叔父が保有する不動産に目をつけたうちの一軒が気になり場所を調べた末侵入に成功すると、地下室で拘束されているジェシーを保護し救出したスージーはたちまちスターとなり、フォロワー数が伸び始める。
実は、ジェシーの行方不明というのがパートナーのレイとの自作自演だったわけで、レイはスージーが二人で考えた監禁先が判明された事によりどうしてわかったのかの疑惑が芽生える。
それが、スージーへの付き纏いに繋がるが、過剰になりすぎたが故にスージーの家に侵入し、スージーと揉み合い二階から落下して打ちどころが悪いために亡くなってしまう。
正当防衛で解決出来る事案なのに、保身に走ったスージーはレイを自殺したと見せかけ偽装工作する。レイとの一件を機にスージーは明らかに暴走している。保安官事務所で保管するジェシー行方不明事件の証拠の犯人の毛髪の一部を勤務するバーガーショップのオーナーの毛髪とすり替える。
ラストは自宅に押し入られたバーガーショップの上司にスージーは襲われそうになるが、保安官が助けに入ったところで上司はジェシー誘拐の罪を着せられただけでなく、押し入ったスージーに対して襲ったということで逮捕されてしまう。
結末 スージーの思うがまま事件が解決している。
でも、こういうことをしたらいつかはボロが出る。人気は一時的なものにしか過ぎず永続的には続かない、そのための個人的努力をせねばならないことはスージーが一番理解しなければいけないはず。
当映画はSNS文化に対して鋭いメスを入れたとも言うべき内容だと私は思う。
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あらすじにも記載されているように、主人公のソルが病気療養中の父親トナの誕生日パーティーに参加するために祖父の家へ母ルシアと共に向かっている道中に橋に差し掛かると、渡っている間に息を止めていたら願いが叶うというゲームをやり始める。橋を渡りきりソルがルシアに願ったことを打ち明ける。
パパが死にませんように。
7歳のソルには、父親が今どんな状況におかれているのかも、祖母の死ですら何で亡くなったのかがわかっていない。つまり、人の死という概念がないから理解が出来ない。
わかっていなくて当然だと思う。
だから、父親といつになってもあえず苛立ちを募らせ落ち着いていられない心情が伝わってきた。
その一方で大人たちが話す、トナの治療費をどうすべきか、父親ではもう金銭面で工面が出来なくなっている、延命治療を受けるべきか否かって話も、治療する期間が長くなればなるほどお金が消えてしまう。そんな会話のやりとりで次第に答えが見えてきた。今まさにあの世への階段を上ろうとしている最中なのだ。
そして迎える誕生日パーティーの際に、トナが立つのも支えがないぐらいの弱った身体を、来てもらった招待客に決して弱っている様子もみせずかたやトナが来年の誕生日にはもう祝えないことを重々わかっているから精一杯祝ってあげる。
パーティーが終わり、トナが寝ていたベッドは綺麗に整っていた。たくさんの方々に祝ってもらい旅立ったということだろう。
生きていてほしかったというソルの願いは叶わなかったが、トナがソルに生前に話した"いつもそばにいる"という言葉は間違いないだろう。
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タイトルが面白そうだなあと思って上映ラスト日に鑑賞したのだが、思いの外お客さんが入っているのでビックリしたΣ(´∀`;)
ホロコーストを生き延び、ひっそりと南米コロンビアへ単独移住したポルスキー。愛妻が遺した黒い薔薇を柵の付近に埋め大切に育てながら、寂しい日々を過ごしていた。
そんな中、突如ブエノスアイレスの名士が隣に引っ越したいという理由から、代理人で弁護士のカルテンブルンナー夫人が訪れ、管理人の連絡先を知りたいからといっても、ドイツ人だという理由から頑なに教えようとしなかった。
そこは弁護士だから謄本を取り寄せる等してわかったのだろう。ドイツ人の隣人ヘルツォークがやってきたのだ。
やってきてすぐ裁判が起こる。ヘルツォークの愛犬が勝手に入り込みトラブルに発展した経緯から柵を修繕することになるがその際にヘルツォーク側の敷地の一分が足りないことからカルテンブルンナー夫人が気付き裁判を起こし、結果ポルスキーが土地の一部を失うだけでなく妻が愛した黒い薔薇さえも手放すことになり、益々ヘルツォークを恨むようになっていく中で気付き始めた。
サングラスをとったヘルツォークの顔が、ヒトラーに似ているではないか、と。
答えはソックリさんでした、だったがポルスキーが一線を越えてでもヒトラーたる証拠を示し国際裁判で裁いて貰いたかったのだろうが、ポルスキーのヘルツォークがヒトラーでは?という推理は勘違いで終わった。
調べてみたら、当時はアルゼンチンで偽名を使いひっそり生活していたアドルフ・アイヒマンが捕縛されイスラエルへ移送されたことが話題にあったようにヒトラーは地下室で自害したとは公にはされているものの肝心のご遺体が出てこない。
実はヒトラーの遺骨は既に埋葬されていて様々な情報が飛び交う中において、確固たる情報が入ったのが1970年代になってからのことだそうだ。
当時の世界情勢など、皮肉にもシュールにかつコミカルに描かれているのがとても良かった。
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前々からずっと気になっていたので、終映も近いことを知り鑑賞することにした。
LGBTQを題材にした作品とは伺っていたが、言わなければ寧ろ分からないぐらいの内容。有料のパンフレットを見て改めて事の顛末がわかった。
序盤にしか登場しないカウボーイはまさかのシンガー役という名前無いのかよというツッコミからスタートしてからの、昔は雇われガンマンだったが今は牧場主としてひっそり生活をしているシルバがガンマンのときに知り合って互いに愛し合い未来を約束しあった現保安官のジェイクと25年ぶりの再会を果たす。
再会を果たした翌朝、俺のパンツがないとなりジェイクに下着を借りる形で着替え始めるのだが、もうこの時点で二人が好意に及んでいたのは後の回想シーンで出てくるのだが、元々は愛し合う関係だったが同性ということもあり、かつ時代は1910年とも考えたら、同性愛は寛大ではなかった時代。好きであれど離れざるを得なくなり、後にシルバは息子ジョーを授かりジェイクへの想いを断ち切るつもりだったはず。
しかし、一度情が芽生えた関係だから何としてでも二人になれる方法を模索した結果が、シルバが牧場主となり、そこにジェイクを呼び、二人で協力し合いながら、牧場を経営することだった。
だから、ジョーを逃した際にシルバはジェイクに致命傷にならぬように計算しながら銃を撃った。
愛をもう一度取り戻したかったのだろう。ラストのジェイクがシルバの思いを知り、窓から眺める柵の中で優雅に走る馬達の姿を見ているべき場所はきっとここでは?と感じたところでエンドロール。短い尺ながら、伏線の回収も出来ているので凄くよく出来た印象を受けた!
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早朝の飛行機で南国リゾート地へ旅立つはずだったが、バードストライクにより片翼のエンジンが破損してしまうと、欠片が機体を直撃し、いっきに堕ちてしまった。
あまりにも脆くないかm(_ _;)m
話にも出ていたが、機体が古いとはいえバードストライクであそこまで破損してしまうとそもそもがフライト用には適さなかったのでは?しかも州知事の娘が乗る設定にしては格安すぎないかw
しかも、ボディーガード付き(;´Д`)
設定で様々なツッコミどころがありながらも、深海まで堕ちた飛行機から脱出する。
ローザが話した、サメは泡に弱いって単純に目を眩ませるには泡が効果があるってだけだったが、限られたアイテムの事を考えたら賢明な判断だったのだろう。
ラストは、エヴァの母親が航空機事故で着水した際に溺れて亡くなった過去を連想させる(序盤にも登場していたが)シーンだったが、エヴァの母親が娘を助けて何とか浮上することができた、そしてまたタイミングよくヘリコプターに救助してもらってエンディング。
看護師の経験をもつマーディの存在も、工学部卒のエヴァの恋人ジェイドの存在も、嫌味や弱音しか言わないカイルはいらない(笑)、CAのダニーロも飛行機内の案内をするだけの人で果たして非常時にそれしか出来ない人は必要だったのか、ボディーガードのブランドンは心強かった。
キャラクターもツッコミどころがあったけど、ストーリー性としては飽きさせないエンターテイメントには富んでいたので面白かったのは間違いない。
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チャプターとあったので、ショートオムニバス形式のスリラー映画かなと思ったら違う。
最初の話は一人暮らしをする女性のマンションに点検のお知らせなど一切なく点検業者だといって男がズカズカと入る。普通個人宅に入るんだったらあんなにも自分の家に帰ってきたかのような態度が出る時点でおかしく、男は強盗が狙いだったのだろう。しかし、女の正体はまさかの。
3話目のマッチングアプリに夢中になる女性の話ではマッチングの結果ばかりに固執してしまいマッチングの数字が悪いと他男(ほか)をあたる。そもそも会ってくれた相手に失礼では?その結果1話目の…が登場する。
2話と4話はオリジナル。
2話は車椅子があんな場所に引っかかる時点でおかしいでしょ、車椅子が他の歩行者に進路を譲ったのならば安全に退避できる場所を選ぶはず。怪しい車椅子に用心せよが正解だね。
4話のピンクのラブレターは一歩間違えたら落とし物案件(笑)誰か、自販機にお手紙を落とされてました、で終わりそうな話をまるでつけていたかのように、先に自販機に仕込み手紙を読ませるようにしたところで、自分のいる場所へとうまく誘導させ、ダイビングする。うまく出来すぎ。
5話が気持ち悪い覗きの話。好きならば、まずコミュニケーションとることからはじめようよ。最終的に不法侵入してるじゃん。
6話は、ろくでもない客の対応に苛立ちを募らせるアルバイト店員の話。今どきあんな掲示板ってまだあるのか?と思いながら見たけど結果はやっぱりかというエンド。
1話と3話、5話と6話は犯人役が同じ人。
そのあたりが余計紛らわしい。
繋がりがありそうに見えるが全くなく、偶然遭遇し運命の時を迎える内容になっているから全ての話につながりがあると思わないほうが良いかもしれない。日常に溢れる些細な恐怖をショートオムニバス形式で1本の作品にしてるだけである。
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劇中で下記の話があった。
"関東大震災の際に正しい情報が入らなかったために多くの命が犠牲になった。"
もしそう思っていたら、お国のためならば、戦況が悪化していても嘘を突き通し国民を騙すような放送を続けるのは、正しい情報を放送したのだろうか?きっと、先人の方々が過ちをおかしたことに気づき正す方向性を見出せなければ現在はなかったのではないだろうか。
内容はとても良かった。
ドラマは見たことがないので、劇場版との違いはわからないが、戦時中の日本の放送事情を知ることが出来た。当時の戦地状況を伝える映像が綺麗にカラーで修正が施されているのも非常に見やすく、説明も分かりやすかった。
ストーリーはどこまでがフィクションでノンフィクションなのかは不明だが。
戦況が悪化していると知りながら嘘の情報を放送し、話した内容を意味の分からない子供が真似をしたことに罪悪感を覚えたのがきっかけなのか。
仕事のため、国のために、国民にも自身に対しても嘘を突き通したことに対する贖罪だったのか。
ラストの特攻隊員として旅立った学生のハガキが印象的だった。当時は書いた文章も検閲されたであろう時代に最期に取材に来てくれた和田氏に伝えられることを伝えたシーンが印象的だった。
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娘が行方不明になり5日が経過した。
母親曰く警査には連絡したらしい。
情報が乏しいために私立探偵に捜索を依頼。
情報を調べるにつれ、恋人の存在に辿り着き、最終的には母校で発見することが出来た。
何でこんなに周りくどいのだろうか。
見つけるまでの設定を再構築しないと、目撃談があるのに何故辿り着けない?となる。
騙されたと思いきやまさかの保険金狙いの母親に闇金から追われ身のバーのマスターに下っ端。ストーリーの方向性は良きにしても結末が見えてこない。最終的にはお化け探偵となり、お化けがお化けに依頼する顛末はツッコミどころしかない。
ラストもお粗末。
伏線が回収されず、あとは個人の想像に委ねる的な感じでエンディング。
唯一の生き残りの弁護士が姉妹の妹のことを知る車椅子の患者さんから一言、"彼女は取り憑かれやすいというか憑依体質なんで、誰にもなれるんです"。ターミネーターかよ(笑)
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過激な配信を続けたことにより、スポンサー離れだけでなく、フォロワー数にも影響が出て、急遽謝罪配信を行ってからの信頼を得て再びライブ配信を再開したショーンだが、やり方が過激なのは相変わらずで、廃墟のドアをぶち壊す、廃墟の中にあるものまでも破壊する、とにかくやっていることが滅茶苦茶だな。
多分、建物管理者が入らせぬようドアに釘付けしているあたりからも、許可撮りが必要な案件を無理繰りショーンが自分なりの解釈で不法侵入して中にある物を壊しているからアメリカの法律でも多分犯罪になるかと思う。
その結果目覚めてはいけないモノを蘇らせてしまった。
それが炎上系のやり方で理解を示したり、それを見て面白がったりするのも事実なわけだが、今作品はあえて皮肉るエンドになっている。
ショーンは悪魔と化したミッドレッドとフォロワーから教えてもらった封印方法を駆使しながら対峙することは出来たが、ミッドレッドを地獄に送り返してもミッドレッドが蘇らせた死霊にはかなわず引きずり込まれエンドロール。
やはり、ルールは守らないとだね。
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第二次世界大戦末期におけるデンマークの話。
当時のナチ・ドイツは敗戦が濃厚でありながらも抵抗を続けたために多くのドイツ人難民を生み出すキッカケになったが、数が多いだけにどの国で受け入れるかが問題になり、占領下にあったデンマークは断れずドイツ人難民を受け入れる。
学長のヤコブは致し方なく、体育館を提供するのだが、ドイツ人難民の中には親を失った孤児も中には含まれている。幾ら憎きドイツ人といえど人として見殺しには出来ないと判断したヤコブの妻のリスは牛乳を与えるようになる。
だが、この行為もいずれはバレる。
戦乱の混乱の最中に、ドイツ人を受け入れる余裕がないのは当たり前なわけだし、ましてや宗主国でもあるから憎い気持ちがあって当然。
デンマーク人としてのプライドを貫き見殺しにするか、人として救える命を助けるべきか。
最終的に息子のセアンが助けてもらったドイツ人難民で感染症を発症してしまった少女を助けるために病院へ連れて行く。病院はドイツにと言いながらもヤコブは目の前の命だけは助けてくれと懇願する、その結果少女の命は助かるがヤコブは職を失い、出ていかざるを得ない状態になる。
あの当時のドイツには果たして難民に対する援助なんて出来ないから占領下の国に対し自国民を丸投げするしか頭になかったのだろう。援助をお願いしても物資が乏しいがために出来ないが答え。正義を貫いたヤコブ一家の判断は素晴らしい。
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朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が暗殺されてからの政治的不安を抱えた韓国で起きた粛軍クーデターをフィクションを交えながらストーリーにしている。
18年間もの間続いた軍事的な独裁政権は終りを迎えたが、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は新たな独裁者の座を狙うため、軍内部でハナ会という秘密組織に在籍する将校達を動かし、12月12日にクーデターが起きてしまう。
一方で、私利私欲が殆ど無いことでも知られていたために重職である首都警備司令官を任されることになったイ・テシンは部下の中にハナ会のメンバーがいる等不利な立場に置かれながらも軍人としての信念を貫き通した。
ソウルを守るためにハナ会に立ち向かうもハナ会の持つ力の大きさには敵わずイ・テシンは逮捕され軍事裁判にかけられてしまう。
結果、チョン・ドゥグァンが引き起こしたクーデターは成功するに至る。
映画では、チョン・ドゥグァンがクーデターに成功して喜びを示す一方で、チョン・ドゥグァンの暴走を止めようとしたイ・テシンがハナ会に捉えられるのだが、ハナ会の味方として動いた官房長官もだが人間ってこんな薄情な生き物なのかと思っちゃう。
あっ、Wikipediaだったり有料パンフレットを読み漁っただけで韓国の事件史は詳しくないのでご勘弁を。しっかり学んでからコメントしたいので(汗)
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関西で唯一上映されている雉岳山を観るのが目的でシネマート心斎橋に来たんだよねm(_ _;)m
雉岳山には隠された怪談がある。
それは過去にこの山でバラバラ殺人事件があったというもので果たして怪談?と思いきやこれぐらいの情報量しかないために都市伝説的な解釈でいたのが痛い目に遭うという話である。
内容は非常によかった。
マウンテンバイクのサークル仲間の5人がダウンヒルを行うために雉岳山へ訪れるのだが夜な夜な起きる科学では説明できない怪奇現象が起こるたびに見ていてワクワクしてしまった。
周りのお客さんは恐怖で震えていたけどね。
結局国家機密とある以上は決して明かされてはいけない闇があるということと、洞窟内に描かれていた壁画が意味する内容も含めヒトコワでもあり、川に積み上げられた石の謎も神様の存在を匂わせているから、色々な意味で怖いと思う作品だった。
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個人的に楽しみにしていたのがモンキーマン。
R15ってだけで上映館少ないm(_ _;)m
インド神話が好きな方はたまらない内容だと思う。
幼少期に土地を奪われたことにより母親を目の前で殺された主人公のキッドは、夜のファイトクラブで猿のマスクを被るモンキーマンを名乗る殴られ屋として生計を立てていた。
そんな中で、偶然にもアジトの情報を掴んだキッドは母の無念を晴らすために立ち上がり潜入に成功するのだが、心の奥底で眠る自分には何もできなかったトラウマから何もできず追われる身になる。
助けてもらっただけでなく、匿ってくれた寺院での僧侶の力強い言葉を胸に、修行を積み続けると次第に力をつけて強いハヌマーンとして母を殺した憎き相手に復讐を果たす。
ラストは色々な解釈出来るかもしれない。
私は力尽きた印象だったな。
やるべきことはやった、そんな感じだった。
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はっきり言おう!
これは映画ジャンルで言うなら…。
ホラーありきの!
スプラッターありきの!
コメディ100パーセント!!
ホラーみてお客さん笑うって中にはゲラゲラ笑って怖くないね、ってそりゃそうだろ。おばあちゃん、ぶっ飛びすぎってあり得ないよΣ(´∀`;)
個性派の演技が特徴の演者さんでキャストが固められていたので恐怖度は果たして?と思いながらみていたけど、やはり恐さより笑いを期待せねばならないと改めて思ったね。
おもろ恐い。
なんて新しい言葉が生まれたね。
ばあちゃん語録のシールも販売されていたんだけど人前には悪いけど出せないこっそりと使いたい恥ずかしすぎるセリフばかりで(;一_一)
怖いのが苦手な方でも楽しめるエンターテインメント性の高い作品なのでぜひおすすめ!
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地球温暖化が招くリスクを題材にしたフランス製のサバイバル・スリラー作品。
度重なる環境汚染により、南米では酸性雨が降り家畜に被害が出ているというニュースを他人事のように見ていたがやがてフランスにも酸性雨が降り始めるようになる。
二年前に勤務先の工場で過激な労働争議を引き起こし、駆け付けた警察官への暴行で逮捕されたミシャルは妻エリーズとも離婚し、仮釈放中の身ではあるが今も足にGPS監視装置の装着が義務付けられている。孤独なミシャルを支え続けたのは元同僚で足が不自由なためにベルギーで入院中のカリンの存在でミシャルはカリンとの新しい生活を夢見ていた。
エリーズを不慮の事故で亡くし、母の日を目の当たりにした娘のセルマは自暴自棄になりながらも避難生活を送る。一方のミシャルはカリンのもとへはやく会いたいとしか考えていない。
想定外のアクシデントが起きたときに人間の本性が露わになるとは云うが、ミシャルは自分の求めることだけしか考えられず、セルマにもカリンに会いたいからと言い聞かせ、助けてもらったデボラ一家にも恩を仇で返すような事を言ったりと、自分勝手で自己中心的な考え方だから、案の定セルマを助けようとした際に酸性雨の水溜りに足が浸かってしまったことにより命は助かるも両足を失ってしまう。
ラストのセルマに対してミシャルが"すまない、ひどく疲れた"のセリフには自分の都合で振り回したりして申し訳ないにも聞こえた。
慌てず冷静に見極めることの大事さを学んだね。
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(まとめ)
ここ最近、怪談イベントに投稿するための怪談を投稿したりと常に怖い話を考えていたので、一週間前に観たソウルの春、雉岳山(チアクサン)、モンキーマンとサユリが全く思い出せない顛末になってしまったΣ(´∀`;)
ACIDE アシッドは今日見たから何とか思い出した。それでも忘れるのかよ(´-﹏-`;)
色々と気になる作品はあるけど、台風の動向次第では、ってかジョギングと同じぐらいってもっと速度上げてくれないかな?って内心思っちゃったけど、台風を押す風がないから滞留してしまう。我が家のロズウェルロックも鳴りっぱなし。
UFOじゃなく台風に反応してるんだよね…。
8月は話題作も多くお財布と相談したりだったけど、観たい作品はとりあえず観れたのであとは今上映中のエルダリー 覚醒だけは観たいところだ。
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(9月に上映されるオススメ作品)
いっきにまとめて紹介していく_φ(・_・
画像は全てFilmarks様より拝借しました。
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9月6日(金)より上映
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![](https://assets.st-note.com/img/1725101607188-8QZSjYsk4o.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725101651243-q4D0zjMiUP.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725101689552-UUIKs038xH.jpg?width=1200)
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9月13日(金)より上映
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9月27日(金)より公開
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すごーく上映される日が偏ってしまったが是非参考にして貰えたらと嬉しい限りである(;´∀`)
9月20日も勿論新作映画の上映日だが、個人的に観たい作品が無くて、やはりどうしてもホラー、サスペンス、スリラー、アクションになっちゃう。
END
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