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海外にいて和食を作る意義 〜どんぶりいっぱいにかける想い〜

イタリアからBuonasera !

久しぶりの投稿になっちゃったな。アマイヤは忙しかったり、他のことに集中しすぎると、つい食事が疎かになりがちだ。でも、今日のお昼は久しぶりに丁寧に出汁をひき、白菜と葱を入れた滋養たっぷりのおうどんを作った。

というのも、noteのブログでエチオピアで頑張るシェフの記事を読んだからだ。食材も十分に揃わない、電気も止まるという過酷な状況でもめげずに日本料理を作る姿勢を垣間見て、思わずウルッと感動してしまった。

前に「イタリアの野菜事情」の記事でも書いたけど、海外で和食を作ろうとするのは結構苦労がいる。食材も違うし、料理器具だってない時もある。そんな中、果たして「和食を海外で作ることに意義があるのか」と問われると、なんとも言えない。海外ではその土地の料理のレシピで何かを作るのが理に適っているだろう。

それでも、日本人の性だろうか。アマイヤはたまに和食を作って食べたいのだ。だって、和食って食べると体調がいいというか、重くならないというか。それになんといっても懐かしいんだもの。

だから、人からなんと言われようとも、イタリアでも和食作りは続けている。因みに、海外で和食を作ろうとする意義もある、とアマイヤは考えている。それは「どうやって作られているのか」を知ることができることと、それが簡単に実現できない時に「じゃ、どうやって作ったらいいだろうか」と考えて創造的に発展していくことがあることだ。

これは日本にいるとなかなか実感できないだろうと思う。廉価で、美味しい食材が簡単に手に入るなら、わざわざやる価値は少なくなるからね。

だから今は、この「海外にいて和食を作る意義」とやらを思いっきり楽しんでみたいと思う。

Buon appetito! [ブォナッペティート] ( 召し上がれ!)

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