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ただ流れていき、少しずつ削られていく日々
俺は根本的に自分自身を甘やかして生きてきたからか、基本的にストレス耐性がほぼありません。ちょっとした事でもストレスに感じてしまうメンタルタフネスの低さは、生きづらさに直結しています。
その上、俺の属している「中年独身男性」というカテゴリは、生きづらさを主張していいと思われていない属性です。世の中のどのカテゴリに属する人よりも価値を下に見られがちなポジションにいます。
「弱音吐くの? ウザ、キモ」と言われるのが分かってるので、俺と同じ属性の人は皆基本的に周囲に何一つ不平不満も吐かず、体調不良などに関しても一切訴えずに生きています。だからいざ突然居なくなっても、気にもされません。おそらく俺もそうなるんだろうな。
一つ一つは大した事ないような事でも、チリも積もれば山となる。特に俺のようなストレス耐性の低い人間の場合、そのチリが積もりやすいんでしょうね。
ついこないだ、長年使ってきた洗濯機がいよいよやばいという内容の記事を書きました。それだけ見たら「大した事ねえ話題を大袈裟に書くのどうなん?」と思われるでしょうけど、色々な積み重ねの上に起きた事としては、少なくとも俺の中では結構大きな出来事なんですよ。「トドメの一撃」に近い感覚。
体調不良も色々ありますが、ここまでモヤがかかって考えがまとまらない状況になるのは久しぶりだ。何年振りだろうか。新型567感染症の流行の時も色々としんどかったが、何か質が違うやつで、それより遥か前、30代前半ぐらいにあったような。それこそ言い訳になるけど、この状況だと記事として書ける内容(=俺の中から出てくるもの)が非常に限られてしまう。
このアカウントでは「読み上げブログ」という、合成音声に読み上げてもらう記事も定期的に上げてたんだが、ここ最近パッタリと止まってしまっている。それは単純に、ブログ記事に適するような内容の文章が今のところ書けないからだ。自分が納得出来るお題が降ってこない。多分思考が袋小路に入ってるんじゃなかろうか。
少しでもリカバリーしようと、明らかな体調不良に関して原因を自分なりに探ってみた。病院で受診してる訳じゃないので、あくまで俺自身の推測に過ぎないけど。
慢性的なストレスに曝露されることにより、腎臓の上にある副腎という臓器から、俗に「ストレスホルモン」と呼ばれるホルモンの分泌量が上がります。このホルモンには文字通り抗ストレス作用がありますが、同時に高血糖や高血圧の状態にする作用もあります。
さらにストレスホルモンを出し続けたところで、外界から受ける精神的ストレスが一切減らない状況が続くと、副腎が疲労し、生体活動維持に必要な他のホルモンの分泌バランスも崩れてしまいます。これが俗に言う副腎疲労。
おそらく今俺が置かれてる慢性的なだるさ、身体の節々の痛みなどの原因は、このホルモンバランスの異常から来てるんじゃなかろうかと思う。その上で男性更年期も重なってるだろうね。元々の(遺伝性)本態性高血圧に追い打ちをかけるように、副腎疲労による症候性高血圧、高血糖も上乗せされてる気がする。
こういう状態で悩んでる人は今どき多いんじゃなかろうか。しかもコレって根本的な解決が非常に難しい問題で。このストレスの原因って「カネがない」「生活が不自由」「家族や配偶者がいない」などの、本人の努力だけじゃどうにもならない事がメインだと思うんですよ。俺もまさにそのど真ん中に居て。
俺個人の事情で言えば、現実から目を逸らし、逃げに逃げを重ねて生きてきたものの、遂に行き止まりに辿り着いてしまったようだ。反転攻勢をかける体力が残ってないなら、ここでお終いって事になるかもな。さあどうしたもんか。