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雑記(2024年9月25日)

最近ようやく夜とか涼しくなってきた気がする。湿度が下がってきたことが何より嬉しい。体感温度は湿度が全て。ただ、日本って風がどっちから吹いてくるかで湿度が決まるんよね、あからさまに。

夏の間は玄関隣の空気窓を開けても風は入ってこない。出ていくだけ。秋の気配がしだしてようやく、空気窓の方から風が入ってくる。そうなると窓も多少は開けられるようになるのよね。うちの北側からは排気ガスは入ってこないので。それはありがたい。

 


日本男子プロバスケBリーグ、26年度からの再編成に向けて、最上位カテゴリのBプレミア参戦には自前のアリーナが必要と言っていい状況です。

そんな中、現在B1のサンロッカーズ渋谷(以下渋谷)が、江東区青海に建設中のTOYOTAアリーナを、アルバルク東京(以下アルバルク)と共同利用することでBプレミアに参戦する、という主旨の発表をした。

う〜ん、これは正直、俺は失望感が強いかな。そこまでして渋谷がプレミアに入る意味ある? 渋谷区に本拠地を置いたゆえに、常にホームアリーナをどうするかが運営方針を狭め続けてきた渋谷。

一方でアルバルクは、実質親会社であるトヨタ自動車が、お台場にあるパレットタウンをぶっ潰してまでして自社で建設、竣工する親会社所有のアリーナに本拠地移転することで、真っ当にプレミア参加要件を満たした。

言いたかないけど間借りだよね、渋谷にとっては。結局自分たちではどうにもならなかったということ。これって、チームの存在意義すら揺るがすような気がするんだ。

元々は日立製作所のチーム。練習場は多分今でも千葉の柏。レイソルと同じ黄色で、サンディは日立のシロクマ君。ただし親会社はセガサミーに変更。もはやどこにも、チームの立脚する場所がないんだよな。

一つの自治体にいくつもチームがある状況は、多分不健全なんだ。存在意義に疑問を持たれても仕方ないだろう。アルバルクも渋谷も元々本拠地渋谷区で、その時点で「おかしくね?」って思ってた人も多かったはずだ。

今回両チームが江東区に本拠地移転する事で、元々有明アリーナで活動してた東京ユナイテッド(以下TUBC)と合わせて3チームが江東区に本拠地を置くプロバスケチームという事になる。ほとんどの道府県において1チームずつしかないのに、同じ区に3チームある状況は、正直納得しづらいよ。

横浜に2チーム(神奈川では4チーム)、名古屋に2チーム(愛知では4チーム)。東京都では7チーム(アルバルク、渋谷の他に八王子、蒲田、品川、立川、TUBC)。ただこう見ると如何に23区内でアリーナを建てる目処が立たないかが分かる。今あるのは基本都下だもんね。

もうあらゆる施設が老朽化してきてるんだから、新設アリーナなんて都内、23区内になんぼあってもいいですからねぇ。山手線の輪っかの中に新設アリーナが出来ることが理想。そうでないと「行くの面倒くさい」とほざく層が文句言ってきてウザいから。

需要は間違いなくある。でも、ペイ出来ないレベルで建設費と維持費がかかるだろうし、土地の用意が難しいんだろうな。山手線内でも土地なんぼでもありそうに見えるけど、多分「触れられない土地」なんだろうな

ま、そう考えると渋谷の苦渋の決断もやむなしか。あと、TOYOTAアリーナ側にとっては、これはむしろありがたい事。1年365日ある中でバスケのホームゲームで埋まるのはせいぜい30日。女子Wリーグのアンテロープスでも使うかも知れないけど、そもそも女子はセントラル開催などが多くホームとして興行権を持てるかどうかも分からない。

アルバルクもサンロッカーズもホームとして試合をするなら、秋春の30週の週末を2チームで割り振ればいい。ま、プレミアでは土日連戦とは限らないのでそういう埋め方にはならないかもしれないけど。

渋谷からは利用料は取れるし興行内収益のうちパーセンテージを決めて上前をハネることだって出来る。貸主だからね。

どっちみち興行利用なんて埋まるなら埋まるほどいいんだから。あとは集客を頑張るだけ。バスケの試合を平日夜にも効率的に回せるなら空いた土日をコンサートやライブなどに回せるんだから尚のこと良し。

共同利用はアリーナ側にとっては悪いこと何一つないので、リーグはその辺規制をむしろ緩めるべきで、バスケだけじゃなくバレーなど他競技との共存も積極的に模索すべきよね。


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