見出し画像

みさきまぐろきっぷで城ヶ島観光

今回は京急電鉄の提供する旅客
キャンペーンの一つ、みさきまぐろ
きっぷ
を使用して三浦半島最南端、
城ヶ島の観光をしてきた模様を
レポートしたいと思います。

このキャンペーンを利用しようと
思った動機として、(1)久しぶりに
美味い生魚の料理を食ってみたい
(2)自然の中で程々な距離の散歩を
したい
、(3)海に行きたい、という
ような複数の動機があり、全部を
クリア出来そうな場所を探した
ところ、このキャンペーンに辿り
着いたという訳です。詳細は以下。

今回自分は品川駅の京急窓口で
磁気乗車券を購入しましたが、
モバイルチケットの方が値段的
にはお得だそうです。この商品に
含まれるサービス特典としては

(1)往復電車賃+1日バス乗車券
(2)提携先飲食店の1食分の食事券
(3)オプションサービス1回分

3枚の磁気チケットを利用時に
渡す方式となっています。

で、現地での行動についてだが、
目的地は1箇所だけじゃなく複数
選べるようになっており、全部
行こうとすると時間が足りなく
なってしまう。これは遠隔地
あるあるだが、バスの本数が
少ない
ゆえ、移動の選択肢が
限られることによる。なお、
今年度のダイヤ改正に伴い
現地路線バスの大幅な減便が
決まっているそうで、今回俺は
ギリギリのタイミングで減便前の
ダイヤで現地に行けたのは幸運
だったと言えるだろう。

上記のような事情もあり、今回
目的地は完全に一つに絞りました。
それは三崎港を超えた、三浦半島
最南端の城ヶ島です
。せっかくなら
一番端を攻めたいというのも
あったし、橋で繋がった離島と
いうのも俺にとっては魅力的な
場所に感じる、というのもある。
そんな訳で以下に現地での模様を
綴っていきたいと思う。

品川駅から特急列車に乗り京急
本線の終点(だよね?)に当たる
三崎口駅に到着。駅からのバスは
想定より本数が多いため、そんなに
待たずに城ヶ島行きのバスに乗る。
帰りの本数が少ないんですよね。

今回の出発点は京急三崎口駅

終点の城ヶ島まで行っても
良かったんだが、島に入った
ところから歩いて探索していこう
という事で「白秋碑前」バス停
にて下車。事情は知らんが
北原白秋の記念碑と記念館が
橋の麓にあるんですよ。ただ
俺が北原白秋に何の思い入れも
ないので、記念碑だけ写メって
その場を離れる。

城ヶ島大橋の、島側の欄干
橋の上から島の北西部を写した画像
パッと見では分かりづらいが、異常に急な土手への階段
袂から見上げた城ヶ島大橋
北原白秋記念碑

上記目的(2)のように散策
(運動)も目的の一つだったので
島の東西にある両方の灯台を
目指そうと思い、まずは東側の
安房埼灯台を目指す。途中の
展望台から四方を見渡すと、
東には千葉の内房、西には
伊豆半島、そして南には薄らと
伊豆大島が見える。結構な絶景。

島の東側、城ヶ島公園の入り口
猫1
猫2
猫3,4、やたら猫いたな
公園の北側、海挟んで奥が三崎港の東側
島の南を向いて撮影、中央奥左側に薄く見えるのが伊豆大島
安房埼灯台、右手奥に薄く見えるのは内房

その後、いくつかの要所を
見ながら篠に囲まれた鋪道を
島の西に向かい歩いていく。
これが2kmぐらいあってかなり
手頃な散歩コースだった。舗装
されている道だったので足の
負担も少なく、それでいて
緑に囲まれた道なので気持ちも
安らいで非常に穏やかな気分に
なった。

ウミウ(海鵜)の生息地、切り立った崖
島の南側に伸びる岩場と海岸線、釣り客が多かった
馬の背洞門

そうしてるうちに30分ほどで
島の西端にあたる城ヶ島灯台
公園に到着。この辺りで時刻は
13時を過ぎ、腹も減ってきた。
そこで特典(2)の食事券を使い
灯台すぐ手前の中村屋さんに
立ち寄りまぐろてんこ盛り丼を
お願いした。おかみさんが
非常に感じのいい人だった。

地図見た限り多分中村屋さん、店名どこにも書いてない、暖簾も無し
付け合わせの大根甘く煮たや〜つ
サービスのサザエの壺焼き
まぐろてんこもり丼

コース料理ではないのだが一品
ずつ出された事で時間をかけて
じっくり食べたため、満腹感も
高かった。食後にすぐ向かいに
ある灯台を見て島内観光終了。

島の西側、城ヶ島灯台公園

すぐ近くの城ヶ島バス停に向かい
時刻表を確認。次のバスまで
およそ30分。まあこれも想定内。
バスの便数が少ないのは事前に
わかっていたので、50mほど
離れたところにある、三崎港
までの渡し船を出してる桟橋に
向かう。行きはバス、帰りは船
にする想定
だったのだ。ただ、
ここで想定外な事態が。それは
この桟橋からの渡し船が運休
していた事。そこまで事前に
調べていなかった。どうしよう。

城ヶ島バス停、最果て感あるねえ

ただ、入り口の立て看板を見ると
白秋記念館脇の桟橋からはこの
日も渡し船が出てると書いてある。
事前に白秋碑前に寄って良かった。
場所が分かってるので、すぐに
歩いて向かう。そして出港直前に
到着し乗船出来た。片道500円。
これは特典(3)のオプションに
含まれているのだが、それは後で
使おうと思ってたのでここでは
現金で支払った。

大橋の袂にある渡し船乗り場
真正面に見えるのが三崎港の「うらりマルシェ」

今回初めて撮った動画を上げてみた。
保存する時に低画質にしてしまった。
見た後に通常画質にしとけばと後悔。

渡し船は、5分もかからんかな、
すぐ向かいにある三崎港に到着。
おそらく橋がかかる前は渡し船が
主要な輸送手段だったんだろう。
距離の近い離島あるあるでしょ。
せいぜい150mも離れてないので
間を埋め立てるより橋で結んだ
方がよっぽど安上がりだった
という事だろう。

三崎港側に到着した渡し船

三崎港に到着したらすぐ目の前に
ある「うらりマルシェ」という
直売所にてお土産を探す。上記
特典(3)を取っておいたのは
ここで使うため。保冷剤などを
持ってなかったので、加工品が
いいなと思い、まぐろの佃煮
パックを選択。家に帰ってから
食べてみたけど、米飯のおかず
にも合うし酒のアテにも合う。
これはいい買い物だった。

まぐろの佃煮、帰宅後に撮影

結局15時過ぎ頃に三崎港バス停
からバスに乗り三崎口駅に戻り
そのまま品川まで帰ってきました。
時間的にも遅くならずに帰って
こられたんで、目的地を一つに
絞ったのは正解だったと思う。
むしろ俺の日帰り旅行でこんな
トラブル無しに済んだのは他に
ないぐらい珍しい。そういう
意味でもお手頃感あって満足。
都心からも気軽に行けるんで
おすすめですね。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?