日程案を聞いてくれない人はビジネス相手としてメリットよりデメリットが大きいというお話
基本的にビジネスは時と金がほぼ直結します。
仮に素材不備でも、時間さえあれば調達できる。
逆に素材が十分であれば最速で仕上げられる。
どちらも時間が命運を分けます。
最悪なのは素材が不備だけど最速で何とかしてです。
それを簡単に言う人ほど、日程案を組んでいません。
なんかいい方法あるやろ(妄想)+なんかTVとかネットで言ってた情報(フィクションやエンタメを妄信)=安直なお花畑日程になるのでは?と思っています。
そのような人に限って、目の前のビジネス相手の意見より脳内の設定を優先します。
現代社会はドラえもんの21世紀みたいには全くなっていません。PCで手描き文字を読み取るにしても完全読み込みはまだまだ不可能な、そんなレベルです。
悪徳業者でもない限り、工程にかかる日程案は最善を尽くす日数+何かあった場合の予備日であることが多いです。
なぜか予備日を否定する人多いようですが、予備日を無くすことほど危険なことはありません。
何かあったらどうするの?
→何もないようにするのがプロでしょ?
どんなプロやねん。
今まで生きてきた人間は何かしら仕事を経験しているはずですし、その中で「全く何もなく完全無欠で、解決できなかったトラブルは無い」人は存在しないです。
そしてそういうタイプは総じて
責任を他人に押し付けて自分はノーダメージだから「何もないようにするのがプロ」という経験を語れるのだと思います。
話を戻しますと、日程案を聞き入れる人はビジネスで一度ならず何度もミスやトラブルを体験した人です。
慎重になるからこそ、時間=金なので、ガバガバな妄想を捨てて、確実に訪れる時間、日程を計算するのです。
なるはやとか、唐突に日程を詰める、日程の終了は決まっているのに前工程をめちゃくちゃにする(=日程案を無視)などは
時間=金ではなく、何とか周囲がしてくれたから今回もなんとかしてくれるでしょ、という、ビジネスには最も適さない人です。
甘やかされて生きてきた人です。
そんな相手と関わると
無理難題を何とかしてもらうのが前提としてあれこれニーズを持ってくるのでこちら側のデメリットが大きすぎるケースになります。
そのくせニーズ内容は不条理なほどハイレベルだったりします。
ビジネス相手として、クライアントとして、こういう人が一定数いまだに存在するのはいかがなものかと思います。
以下愚痴↓
特に出版業界の編集って大体そんな感じだけどね!!!
編集者は忙しいから作家の作品とか見てる時間を中々取れないとか・・・自分の職種だけ忙しいみたいに言う人多いですよね。
双方納得できる日程案やスケジュール作っとけっつー話ですよ。
担当作家へ何時に連絡するとかサラリーマンの基本でしょ?
連絡されない限り連絡しませんとか殿様商売ですし。
無理難題の日程を押し通す、もしくは作った側が守れないなら編集はビジネスマン失格。
もし、きちんとマネジメントした日程案を守れなかったら作家の責任になります。
だから編集者と作家がもめる事件が後を絶たないんです。
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