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2021/2/10

「やりがいのある仕事」という幻想

という本を読みました。

一般的な価値観、例えば、いい大学に入る方がいい、結婚相手は美人(イケメン)がいい、就職先は人気企業がいい、給料は多い方が立派、など、いろいろ思い浮かぶと思いますが、そういう価値観に一石を投じる文章がありました。竹を割ったような爽快感が気持ちいいので、引用させてもらいます。

 そのいずれも、僕はおかしいと思う。そういう価値観をまず綺麗に捨て去る方が良いだろう。それは価値観というほどのものではない、と僕は思う。自分の意志ではなく、ただ流されているだけの状態でしかないからだ。
 自分の人生なのだし、自分の幸せのためではないか。だったら、自分で本当に良いと思うものを信じる方が良い。(中略)人から褒められたのは、これまで自分が子供だったからだ。大人になったのだから、自分のことは自分で褒めよう。自分で褒めるためには、何が自分にとって価値のあることなのかを、まず考えなくてはならないだろう。

竹を割ったような、と書きましたが、この著者の方の語り口は本当にさっぱりとしていて、論理的で、客観的で、妄想で勝手にやられている私には、いい薬になります。(途中で何回かグハッ、、、となりました)

自分の価値観を自分で作るのって、本当に難しい、、、。

明日は祝日ですが、水やり当番(学校の係みたいでかわいいと思っている)ですので出勤してきます。

今日もみなさんお疲れ様でした。


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