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パニック障害という厄介者

私の人生を一番狂わせ苦しめているのはパニック障害。
どんなに楽しみな予定も、幸せな計画も、充実した仕事も、これのせいで全てが崩壊した。

そして次に襲うのが予期不安。
これまた厄介なもので、「パニック発作が来るんじゃないか」という考えで頭がいっぱいになり動悸、冷や汗、腹痛、震えなどなど止まらなくなり、その場から逃げ出したくなる。

なにしろ外見で分かる障害では無いので、誰も気付かないしただただ独りで闘うしかないのだ。

私の場合、公共交通機関(トイレが併設されていないもの)、車(渋滞やトンネルがダメ)、試験会場などの閉鎖された空間かつ基本的に退出が禁止されている状態が特に発作が出やすい。

とはいえ公共交通機関を使わないと生活が出来ないので、今までネットや本で調べて実践したこと、及びその効果を羅列していこうと思う。

①別のことを考える
これは上手くいかなかった。
パニック状況下において、「別のことを考えなければ」ということを自分で認識しているために、「別のことを考えようとしている自分」を見つけてしまいいたちごっこになる。そして余計パニックになった。

②パニック発作で死ぬことは無いと言い聞かせる
残念ながら私の発作のメインの症状は腹痛と吐き気なので、死なないとしても公衆の面前で最悪の事態を起こすことを想像してしまい、もはやそれは人としての尊厳は失われ、命はあろうが社会的に死ぬも同然なので怖い。

③落ち着く場所に逃げる
大体の場合はトイレ。ただ東京はどこも女子トイレというものは長蛇の列ができているため列に並ぶ間に崩壊しそうになる。そして都内コンビニはほとんどがトイレ使用禁止のため、穴場トイレを頭に叩き込んでいる。ちなみにトイレマップというサイトもあるが、普通に飲食店の中のトイレもカウントされているので当てにならない。

④ハンカチをにぎりしめる
意外と効果がある。スヌーピーで言うところのライナスの毛布みたいなもの。タオル地などの吸湿性が高く柔らかく落ち着く素材がオススメ。
不快な匂いで気分が悪くなった時にも鼻を抑えてシャットアウトできる。

⑤音楽を聴く
今のところ一番効果がある。
ジャンルは私に1番効いたのはジブリの歌のオルゴール。オルゴール音楽を聴くとメンタルクリニックの待合室が想像されるのだけれど、あれもそういう精神の鎮静効果を分かって流しているのだろうかと思う。
他にもヒーリングミュージックも聞いた。
頓服を飲んでこの音楽を聴いて目を閉じているとウトウトして無事に目的地に辿り着けたことも多い。

今のところこんな感じで試行錯誤しています。
パニック障害、予期不安、広場恐怖、会食恐怖、などなど みなさんはどんな手段で乗り越えているのかな。
私はこのパニック発作や予期不安が治ったらやりたい事がたくさんあります。
既にこの病気抱えたまま無理して敢行した事も多々ありますが、大抵その後寝込んでます。

焦りは禁物ですが、、早く良くなりたいものです。

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