見出し画像

ロンドンの真ん中で、大英博物館への愛を叫ぶ

 こんばんは、あめです。
突然ですがみなさん、ロンドンは好きですか?私は大好きです。
様々な都市を訪れる機会に恵まれましたが、ロンドンはやはり別格だと思っています。まず、欧州を代表する大都市にふさわしい華やかさ。そして、"Vibrant"という言葉がふさわしい、多様性が生み出す賑やかさ。これらはいつ、誰と訪れても、決して色あせることがありません。高校卒業直後、貯めたバイトを元手に、私が初めて一人旅をした記念すべき場所でもあります。寒さに震えながらも、(3月なのに雪が降っていた記憶があります!) ワクワクしながらヒースローに降り立った瞬間を、まるで昨日のことのように覚えています。

今でこそエディンバラ大学に通い、エディンバラ生活を大満喫している私ですが、大学院出願時はロンドンの大学に行くことばかり考えていました。あのにぎやかな街並みで思いっきり学んでみたい、そんなことを夢見ていました。結果的にそれは叶いませんでしたが、今住んでいるところはロンドンまで飛行機で1時間半ほど。飛行機も比較的お手軽なので、びゅーん!と飛んでいけます。

ロンドンにいくと、必ず訪れる場所があります。それは何を隠そう、大英博物館 (British Museum)。初めて足を踏み入れた2018年3月から、私はこの場所のとりこです。なので、この場をお借りして熱く語らせてください。一般的な観光ガイドと違って、ほとんど私の独断と偏見で、好きなところだけを述べていく記事となりますが、お許しを!とにかく好きなんです。

まず、私が好きなのはこの見た目。


とにかく荘厳なんです…! 

ちなみに先ほどググってみたところ、創立は1753年だそうです。日本は江戸時代中期….! 言わずもながらド定番の観光地なので、特に朝の時間は人だかりができています。それでも収納人数も多いので、さくさくさばいている印象。


入館したらお出迎えしてくれるのがグレート・コート

出ました、グレートコート。
入ったら、このホールがお迎えしてくれます。空模様が天井に映し出されるので、日や時間帯によって表情を変えるのが個人的にはお気に入り。曇りの写真を採用しましたが、青空がいっぱいに広がったグレートコートもとっても美しいです。
ロンドンは街を見ていても白っぽい建物が多い印象(特にZone1) ですが、ここも同様に、ほとんど白で統一されています。このエリアにカフェテリアがあるので、常においしそうな香りがするのもポイントです。
しかし、いい香りにつられて安直に手を出してはいけません。なぜかって、とにかくお値段が強気!!!!!一般的なスーパーだと3ポンドせずに手に入るような普通のサンドイッチでさえ、5ポンド(約800円) 近くするので….

大英博物館は無料の施設なので、カフェテリアやお土産屋さんの利益が運営費用となっています。国から助成金が出ているはずだとは言え、入館者が落としてくれるお金が重要な収入源なのは間違いないでしょう。本当は払いたい。大好きな推し(博物館)に貢献したい…のですが、5ポンドサンドイッチは学生の懐にはやや厳しいものがある。なので毎回、博物館の前に食事を済ませ、さらに水まで買っている(水も同様に、博物館のカフェテリアで買うと、普通のスーパーの1.5倍くらいします) のを許してほしい。いつか出世払いするので……

毎回そんないたたまれない気持ちになりながら、とにかく奥に進みます。正直、大英博物館レベルになるとコレクションが多すぎて目がくらみそうになります。1つ1つ見ていてはきりがないのがこの施設の恐ろしいところ。目玉のミイラエリアを重点的に見る、特に有名なもの(ロゼッタストーン、モアイなど)に絞って見る、気が赴くままにあちこち見て回る… いろいろな楽しみ方がありますが、私の楽しみ方は、「宝探しをするつもりで見て回る」です。

もちろんここの展示物は、すべてが正真正銘の宝物です。世界中の宝物が様々なルートで(中にはかなり倫理的によろしくないルートで….) 集結しています。しかし、貴重だからと言ってすべてに対して気持ちが惹かれるとは限らない。 例えば大英博物館のウリであるミイラコーナーには、私はあまり足を踏み入れません。いつも混んでいるし、保全のために扇風機が回っているせいで常に生暖かい風が吹いており、あまり快適ではないと感じてしまいます。また、ショーケースの奥で大量に並べられているミイラを眺めていると、「本当はここにいるはずじゃないのにな…」と申し訳ない気持ちになってきます。

代わりに、よく見て回るのは彫刻のコーナーです。大英博物館のディスプレイ方法は大変のびのびとしており、展示物(特に彫刻など)は周りに敷居を設けず、空間のあちこちに置くことで見学者が自由に見られるようになっています。地震がない国だからこそこそ可能なデザインですね。広々空間の中に展示されている彫刻は躍動感が活きており、見入ってしまいます。


シヴァ神!


今回は博物館全体の話がメインだったのですが、重要があれば(なくても) 個人的に好きな展示物の写真を撮って、フォルダにためてあるので、いつか記事を通してあめちゃんコレクションを紹介させてください!!! ロンドンに行く際は(たぶん近々行きます) またここを訪れて、自分の中の宝物コレクションを増やしていこうと思っています!みなさんもぜひお試しあれ。

それでは!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?