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ミッドサマー

2020.2.21公開

家族を不慮の事故で失ったダニー(フローレンス・ピュー)は、大学で民俗学を研究する恋人や友人と5人でスウェーデンの奥地で開かれる“90年に一度の祝祭”を訪れる。美しい花々が咲き乱れ、太陽が沈まないその村は、優しい住人が陽気に歌い踊る楽園のように思えた。しかし、次第に不穏な空気が漂い始め、ダニーの心はかき乱されていく。妄想、トラウマ、不安、恐怖......それは想像を絶する悪夢の始まりだった。

フィルマークス

ずっと存在は知っておりまして、
ジャケだけよく見てたので、感動ヒューマンストーリーかな〜と思ってました。
で、ボーは恐れているを観て、
同じ監督だったんだ〜と知り、
レビューみたら元気な時に観たほうがいいとか、
胸糞映画だとか書かれていたので、
覚悟して観ました。

で、映像が綺麗なこと!!
景色が雄大でお花がとっても鮮やかで、
人生で一度は訪れたい場所!みたいな村が舞台なんですが、、、序盤の方からずっと不穏で、ずっとハラハラしてた。ずっと気持ち悪くて、わたしがあの場にいたら確実に吐く。

ず〜〜〜っと、きもちわるい。
監督はどういう人生を歩めばこんな発想になるの。

ダニーの恋人、別れたいのに、
ダニーの状況を思って別れを切り出せない感じ、、
多分やさしさとか罪悪感とか、自分の気持ちの問題なんだろうけど、これ、相手がそのことを知った時一番悲しいよね。
同じではないにしろ、自分の気持ちを守るために
こういうことしちゃうの、少し分かってしまう、、、。
人間の弱いところよ。。。

あと、メイクーンを決めるためのダンスシーン!
これはすき!ダニーがだんだん楽しそうな、気持ちが解放されるような表情になっていくのがすてき。

そして最終的な生贄炎上シーン、しんどい。
しんどすぎて、くまの毛皮がポップに見えました。
大筋は最悪な結末なんですが、
最後のダニーの歓喜の表情。全てを失って絶望の中にあった彼女にとってはよかったのか。。。。

こういうカルト的な風習、
近いものは現実にもあったりするんだろうな。
知らないだけで。
そういうところでは当たり前としてその異常性を何も疑ってない訳で、それは今の自分にも言えることで。
洗脳って怖いなあ と思いました。


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