『田中圭24時間テレビ』は田中圭の役者魂と人間力がつまった奇跡の番組だった(後半)
「田中圭24時間テレビ」は、2018年12月15日から16日にかけて放送された前人未踏の伝説の番組。
“24時間でドラマは出来るのか!?”をテーマに、全24シーンのドラマを24時間で撮影していくさまを生中継する。
各シーンには1人ずつゲストが出演。
生中継で撮影されたドラマを生放送中に編集し、番組の終盤で流す。
しかもそのドラマのラストシーンは生の芝居というものすごい番組なのです。
前半戦はコチラ
それでは私の記憶のなかの『田中圭24時間テレビ』後半戦スタートです。
武田真治
ドラマの前に苦手な料理をさせらせてタジタジの圭さん。
放送開始から約11時間、朝8時ごろ満身創痍で筋トレさせられたりと・・・朝からまたまた巻き込まれています。
頑張れ田中圭!!
あらすじ
武田真治さんのインスタ
田中圭さん、現場で台本一度も開かなかった…💦 台本丸々憶えたって…技術や経験に裏づけられた「旬」ってカッコイイなー⚡️
NGを何回か出しちゃった武田真治さん。
身体はクタクタなはずなのに、全然嫌な顔せずに撮影していた圭さん。
カッコいいなー⚡
武田真治さんからのメッセージ
一冊まるまる台本が頭に入っている田中圭さん。
圭さんの事めっちゃ褒めるやん!なんかありがとう。
武田梨奈
アクションシーン恰好よかった
田中は武田のキレキレなアクションに「妹超つえ~」と感心しっぱなしだった。
この撮影の時も梨奈さんや監督と話し合い、台本の違和感をリアルに修正していく圭さん。
こんなこと言っちゃなんですが・・・普通こういう企画モノって、ドラマに真剣にならない人多いと思うんです。
出来るまでの過程を見せるドキュメントだし・・・
でもちゃんと作品として、ドラマに違和感がないように考えながら演じている圭さんをみて、すごいなって感動した。
ひょっこりシーツから顔出している姿は赤ちゃんみたいなのに・・・
そのギャップが田中圭の魅力だよね。
あらすじ
武田梨奈さんからのメッセージ
さて・・・田中圭24時間テレビようやくここで折り返し地点のようです
ちなみにれ書くのに費やした時間4時間半(前半戦から通しで書いてます)
頑張れ田中圭!頑張れ私!
ココリコ田中直樹
田中4人の田中クイズ?ワチャワチャしてたよね。
ロングシュート
田中直樹さんの長台詞からの圭さんのペットボトルロングシュート
プレッシャー半端ないよね。
1回目は失敗しちゃった・・・
3度目で成功
あらすじ
ココリコ田中さんからのメッセージ
圭さんにエールを送る田中直樹さん、優しい人なんだろうな。
アカデミーナイトでもお世話になりました。
でも、田中って何回いうの!?(笑)
ちょっとずつ疲れが顔に出てきた圭さん
コーヒーこぼしちゃったりして・・・がんばれ田中圭!!
橋本環奈
正真正銘のデレデレ顔で環奈ちゃんを撮影する圭さん
「ゴチ誰がクビになると思う?」って話したりしつつ仲よさそうだった。
カメラ越しの橋本環奈 最高かよ!!
水野美紀
大根アクション恰好よかった
「奥さんが水野美紀さん恰好良いって言ってた」って放送中に奥さんのエピソード入れてくる圭さん。
放送中でも家族と連絡とっているんだねってホッコリした。
あらすじ
水野美紀さんからのメッセージ
吉田羊
この番組の中で最も見ごたえがあって、最も感動したシーン
合計3回にわたる即興芝居。
凄かったよね田中圭も吉田羊も凄すぎた。
セットの様子
こんなスタッフさんに囲まれたんだ
エチュード
台本なしの即興芝居。
途中で影?が入ったのか取り直しになったけれど二人の芝居にミスはなく、1回目と2回目の羊さんの演じるキャラクターの違い。
それを受ける田中圭の演技。
いいもの見させていただきました。
1回目
ドラマに入ったのはこちらの設定
これは2回目
ドラマに入らなかった設定の方
あらすじ
名取裕子
撮影の合間に肩を寄せ合っておしゃべりしている二人
「よく受けてくれましたね」
「だって圭ちゃんだもん」
そんな会話がほほえましかった。
圭さんに飴をあげる名取さん、圭さんの筋肉に興味深々の名取さん。
泣きの演技素敵でした。
あらすじ
名取裕子さんからのメッセージ
豊ノ島関
疲れちゃった圭さんが親友の豊ノ島関に甘えてるところ可愛かった
番組には、田中の大親友である豊ノ島関が登場。放送開始から17時間以上が経過し、さすがにお疲れモードの田中は、心許せる豊ノ島の登場で気が緩んだのか、大きな豊ノ島関にもたれかかりうたた寝。
男泣きする田中圭
自分のことは我慢するのに人の事を思い涙できる圭さんが愛おしい。
VTRを見終わると田中は涙目に。
コメントを求められると鼻をすすりながら「いや、あの、そうっすね。ちょっとかじやん喋ってもらっていいですか」と豊ノ島関にコメントを求めた。
あらすじ
豊ノ島関からのメッセージ
和田アキ子
『アッコにおまかせ!』風にボードを使って「田中圭の栄光の軌跡」を紹介
セクシーなキスシーン
からの・・・平手打ち。 痛そうだった。
あらすじ
和田アキ子さんからのメッセージ
眞島秀和
撮影から18時間ほどたったフラフラな状態で大好きな人が。
ワンコみたいにしっぽブンブン振って飛び込んじゃう圭さん、可愛かったよね。
収録現場に到着すると、いち早く眞島を見つけダッシュして駆け寄り抱きしめた田中。強めのハグをしたのち、疲れが見える田中に対して眞島は「ヘロヘロだな」と肩を抱きながらねぎらいの言葉をかけた。田中は興奮気味で「ずるいよ。ずるい。元気でしょ!ずるい」と番組の終盤に元気に登場した眞島を笑顔でうらやみ、仲が良い様子を垣間見せた。
あらすじ
段ボール箱に入る圭さん・・・可愛かったよね。
段ボールに入る田中圭
これも大好きなの。持って帰りたい?いや一緒に入りたい。
撮影後の様子
眞島さんの失敗を俺のせいって言うところ。
そして別れ際に駄々っ子みたいになる所。
好きだなぁ。
田中大貴さんと鈴之助さんの即興のコンテンツ
鈴之助さんが田中圭さんの良いところを10個発表
何言ったか覚えてないや・・・残念
こんな感じだったそうです。
鈴君の好きな田中圭に共感マックスです。
この時撮影のセッティングとか待ってる間、本当に寒そうで。
勧められたお菓子も断ってただひたすらにコーヒーを飲んでいた圭さん。
体力的には限界だったんじゃないかな。
それなのに舞台に上がってエキストラさんに声かけて、本当にあったかくて優しくて、大好きだと思った。
どんぐり
キスシーンが撮影されたのは、午後6時22分頃のこと。15日の午後9時からスタートした同番組が、24時間以内にドラマを完成させるためには、午後6時25分頃までが撮影完了のデッドと言われていた。しかし、田中とどんぐりが共演する「田中圭とキスした女性には1億円」という情報の発信源がわかるドラマの終盤のシーンは、スムーズに進まずリハーサルの段階では何テイクも重ねてしまっていた。緊迫した空気が流れる中、本番がスタート。寒さに震え舌も回らないと苦しんでいた2人だったが、役者魂で見事に切り替え演技に没頭した。
このシーン残り時間がない中で、どんぐりさんすごいプレッシャーだったと思う。
NG出したり、監督から指示を受けたり。
そんなどんぐりさんに優しくフォロー入れる圭さんがもの凄く素敵だった。
現場の空気を決して乱さない姿に感激した。
あらすじ
こんなもんいらねえよ!からのキス
格好良かったよね!あぁ全部見せて〜。
あのあとこうなります
どんぐりさんからのメッセージ
ようやくすべてのドラマパートが撮影され残すは最後のシーンのみとなった。
圭さんに台本が渡されたのは、このシーンの撮影を終えた直後。
ドラマ終了まで残り数時間しかない状態でバスの中で台本を受け取る圭さん、その台本は8ページにも及んだ。
ラストシーンで対峙するのは親友で俳優の鈴之助と明かされた。
そして編集ホヤホヤのドラマ『くちびるWANTED』がスタートした。
私たちはただひたすらに出来上がったドラマを見ていた。
そしたら急に画面が止まった。
電波障害!?何々!?困惑する私たち。
番組延長のお知らせ
どうやら編集が間に合わなかったらしい。本当にガチだったんだね。
おさむさんとか東村アキコさん達がトークで場をつなぐところに現れた圭さん。
台本を覚えるのに必死なはずなのに、なになに~って明るく表れて、ドラマの編集の大変さを代弁したうえで「皆んなと一緒にいられる時間が増えた」て言ってくれて。
内容や言葉はうろ覚えだけれど田中圭が愛される理由が分かった。
ようやく編集ができてドラマが再演されていよいよ生放送がスタート。
生放送
緊張しながら見守った生放送
長台詞パート
ドラマあらすじ
楽屋に入ってくる田中圭。
中で待っていた親友の鈴之助にこの24時間であった出来事を語り始める。
それは私たちが目の当たりにした出来事だった。
唇を奪われかけた事、その犯人について…
本当に大変な1日だったと語る圭さん。
その一部始終を観ていた私達も、あたりまえにもの凄く共感できるのだ。
そして俳優になってからの18年間を語りだす。
語り始めてすぐに、鈴君が泣き始めた。
それは誰から見てもおかしなタイミングだった。
言い方は悪いかもしれないが(ファンのみなさんごめんなさい)
田中圭が24時間必死に駆け抜けてきた時間を台無しにしてしまうような、そんなタイミングだった。
きっとその場にいたスタッフみんなが、焦っただろう。
あぁ終わった・・・と思った人もいたかもしれない。
私も思った『台無しだ、圭さん大丈夫かな』と。
でも、この事態に一番焦り憤ってもおかしくない圭さんが鈴君を見て、こう言った。
「じっくり聞いてて」
それは、ものすごく優しく諭すような声で。
責めるでもなく、いつも隣にいる親友を落ち着かせるような声と笑顔で。
その瞬間はきっと鈴君にとって役をまとわない田中圭だったのだろう。
そこからまたポツリポツリと、語りだした。
挫折したこと、辞めようと思ったこと。
そしてブレイクしたこと。
そこから先輩の小栗旬君について語りだす。
「小栗旬は太陽みたいに眩しい男ですよ、けど太陽は眩しすぎるとうざく感じる。いつかは勝ってやろうと思っていたけど、今年気付いたんだよね、勝てるわけないし、そもそも勝つ必要がないんだ」
参考記事(これ大好きなの)
~自分が咲く場所をゆっくりみつけてそこで力強く咲けばいいんだな~
~自分の立つ場所を決めたら、ありえない仕事がはいってきた~
そう語った圭さん。
長台詞をみせる!そんな演出を忘れるほど。
演技の枠を超えた圭さんの言葉の数々。
凍った空気をゆっくりと、優しく溶かしていくような、そんな空気に包まれていった。
花の周りを時に羨みながらそれでも必死に生きてきた。
そして自分の咲く場所をみつけた。
そんな圭さんだからこそ出来た、あの切り返しかただと思う。
『終わった…台無しだ』と思ったことなんて忘れるぐらいに自然に空気を戻していった。
田中圭の人間力と役を生きる力を目の当たりにした瞬間だった。
「ありえない仕事が入ってきた」そう語った圭さん。
その入ってきた仕事が『田中圭24時間テレビ』だった。
そう、このシーンは田中圭24時間テレビの直前の楽屋の出来事を描いていたのだ。
「じゃあいってくる」と楽屋を出る田中圭。
そして田中圭24時間テレビのオープニングが始まった。
それは「24時間田中圭テレビ」と間違えたあのシーンだった。
この演出・・・鈴木おさむ~!!!!!!! と嫉妬する程の演出だった。
あのシーンを思い出すだけで今も鳥肌が立つ。
そしてドラマは終了した。
fin
エンドロールも最高だった。
円盤化が無理ならさ・・・エンドロールだけでもまた見せてほしい。
あのエンドロールに田中圭のプロとして人としての素晴らしさが詰まっていた。
何度見ても感謝とか尊敬とか色んな気持ちで涙が出た。
エンディング
ほんとうにお疲れ様でした。
長台詞を演じきった田中圭
田中圭の芝居中、鈴之助が途中からなぜか号泣するハプニングも!本番はそのまま芝居を続けた田中圭だが、本番後は「もうパニックですよ!脳内(笑)!」と鈴之助に訴えていた。
このあとね、ちょっとした鈴君批判が書き込まれたりして。
それを消したのも圭さんだった。
有料記事なので・・・圭モバ会員の方は2018.12.17のブログへGO!!!
詳細は語れないが、そこには全キャストへの熱い想いが綴られていた。
そして、鈴君の事も・・・
圭モバの圭さんの言葉をみてみんなの気持ちが収まっていくのを体感した。
養護するのではなく、叱咤した上で鈴君の今後を期待する。
圭さんらしい言葉だった。
正直さ・・・私も鈴あの時、君に対してちょっとモヤモヤしてしまっていた。
でもここで圭さんが語った言葉をみて、そんな思いは一瞬で溶けていった。
「田中圭24時間テレビ」50分延長で完走
「すごくしんどかったですけど、すごく意味のある時間をみんなと共有できた。この企画を皆さんと一緒に作れたことを誇りに思います」と振り返った。
他者が語る田中圭
Yuki Saito監督
素の部分も、俳優としても、これが愛の人・田中圭の生き様です!
だからみんなが惚れてまう。
鈴之助
24時間一瞬足りともスイッチを切らずに俳優として立ち続けていました。
そして芝居で僕を受け止めてくれました。
圭はよくスラムダンクの桜木花道のように「天才ですから」とたまにふざけて言ったりしますが、本当に君は天才です。
鈴木おさむ
田中圭くん
お疲れ様。
こんなことにチャレンジしてくれてありがとう。
田中大貴
~結論から言うと田中圭さんは…、プロフェッショナルでした。
トップアスリートでした。
そして、気遣いの人間でした。~
~何よりも、人と比べるのではなく、自分は自分であり、自分のやるべきことを長く続けることが「自分らしさ」を生み、想いは成就するというメッセージをもらった24時間でした。
「田中」という姓で良かったと、こんなにも思う1日はありませんでした~
田中圭24時間テレビは25時間もの間ずっと田中圭さんをみられる番組だった。
私たちはずっと田中圭の姿をみていた。
少しずつ顔に疲れがでることはあっても、一瞬たりとも疲れをあらわにすることは無かった。
弱音をはくことも、セリフにつまることも。
一番きつい筈なのにずっとみんなの事を考えて場を和ませてきた。
そしてずっと顔がよかった。
あの奇跡を目の当たりにできた人もいれば、みれなかったひともいる。
そんな人達にも素晴らしさを少しでも伝えられたならうれしい。
いま圭さんはひょっとすると稽古の最中かもしれない。
苦しい時期をこえて、素晴らしい作品をこれからも沢山見せてください。
24時間ずっと素晴らしい人間力と役者力をみせてくれた圭さんをずっと応援させてください。
伝説の25時間
雨音
ねえこの記事最後まで見れた方いますか?
田中圭24時間テレビ素晴らしかったですよね。
もしこれをみてよかったなって思ったら、ぜひコメントかTwitterにリプください。
何故かというと、田中圭24時間テレビの素晴らしさを今一度どこかの偉い人に伝えて円盤化の声をあげられたらな・・・なんて思っています。
「めっちゃみたがってる人いますよ」って圭さんやおさむさんや権限のある方に届きますように。
やろうと思ったと、やるの間には、実は大きな川が流れてるらしいんで、noteひとつで世界がかわったらめっけもんということで。
圭さんもね、円盤化実は願っているんだよね。
――ちなみに未だにDVDを待ち望む声が寄せられます。
田中: 僕もしてくれと言いました。あんなにやったのに、DVDがないの寂しいじゃないですか!そしたら「25時間もあるからすごい量になる」と言われて、まあそうだな、と(笑)。もし次本当に同じ企画をやりませんか?と言われたら僕はやりますが、おさむさんは「二度とやれない」と言っていましたから、もうないと思います(笑)。
あんな大変そうな企画、僕はまたやると言っちゃう圭さん…さすがやで。
この記事に費やした時間は長かったけれど、過去の記事を振りかえり思い出したりと、めっちゃ楽しくて幸せな時間でした。
鈴木おさむさん、田中圭さん。
ありがとう。
今回はなんのオチもみつからないので、最後に私のお尻を7時間支えてくれた舞台裏の英雄でもみていきます?
英雄はコチラです。
こんな感じで座っていますよ。
雨音
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