(一応オールドかもしれない)コンデジで穏やかな日常を残す
ここ3ヶ月間で一番使ったカメラは、フィルムカメラでもデジタル一眼でもなく「オールドコンデジ」でした。
その名もLUMIX DMC-FX66。私が中学生のとき、両親に買ってもらった初めてのカメラです。
「オールドコンデジ」という定義は確立されていないそうですが、関連する様々な記事を読む限り、「2000年代初頭に発売」「数百万画素」「CCDセンサー搭載」であれば概ね当てはまるみたいです。
しかしこのFX66、スペックが「2010年発売」「1410万画素(CCD)」と、定義に当てはめるにはちょっと中途半端なカメラだなぁ…と思っています。
ギリギリ'00年代を脱しているし、CCDセンサー搭載であるものの有効画素数は1410万で、画素数だけで言えば現在でも十分戦力になるレベル。
何なら、LEICA DC VARIO-ELMARITレンズが使われていたり、動画も撮れたり、その他さまざまな機能が搭載されていたり(あんまり使いこなせていないけど…)と、当時のコンデジにしてはかなりコスパが良いのでは?とすら思います。
たまたま実家に帰った時に発掘され、「『オールドコンデジ』ブーム」という言葉に踊らされるがままに持って帰ってきましたが、私の休職を機に大活躍してくれるようになりました。
大活躍の決め手となった大きな要因は、「コンパクトさ」にあります。
iPhone 15と比較してみると、FX66の方がずっと小さく、厚みはFX66の方が一回り厚い程度。サコッシュなどの小さな鞄にもスッと入れられる。このサイズ感が、体調不良で様々なモチベーションを失っていた中、穏やかな昼下がりを肩肘張らず撮るのに丁度良かったんですよね。
少しだけ不便な点を挙げるとすれば、電源ONにした際に時々レンズバリアが開かなくなること、屋外だと液晶がやや見づらいこと、葉っぱなどの色味がやや自分好みじゃないということでしょうか。しかし、購入してから10年以上経っている上、色味などは後からLightroomや写真アプリで加工出来るため、いずれも大きな問題ではないと思っています。
現在は体調は回復傾向なので、近いうちに、FX66で撮った写真を集めてフォトブックを作ろうかとも考えている次第です。
最後に、いくつか作例を載せます(いずれもLightroomにて加工済)。
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