いつの頃からか覚えていないが、厚洋さんが逝ってからの日数を数えるようになった。このnoteをを始めたのは、一年以上経ってからのこと。
命日だけではなく、記念日も思い出していたが、…
- 運営しているクリエイター
2022年5月の記事一覧
旦那様は心理学者? 私は…。
真愛は妄想性パーソナリティ障害。
今までも(私は精神障害かもしれない。)と思ったことがある。
結婚する前からだ。
抱きしめてもらった厚洋さんの腕が、真愛の前に付き合っていた人も抱いたのだと思うと切なくて、悔しくで消毒用アルコールでごしごしと拭いたことがある。
「真愛が一番。
済んだこと。今はお前だろう。」
と言ってくれても、独占欲の強い真愛はパニックになった。
真愛を見て困った厚洋さん
1348日 愛しい人に
木苺の実がオレンジ色にぷっくりと実った。
厚洋さんが大好きな食べ物だ。
彼は、売られているものより、自然の中で実ったものが好きだった。
当然、小さな庭にびっくりグミの木を植えて、その実を摘みながら食べるのが好きだった。
真愛も田舎育ちで貧しかったから、野山にある実は嬉しいおやつだった。
学校帰りに、グミの実をたくさん取って、ポケットに入れて帰り、スカートをシミだらけにして母に叱られた。