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『ノルウェイの森』(村上春樹 著)■感想■

      〜 みどりはいづこへ 〜


村上春樹さんの小説を人生で初めて読み、この上ない「残存記憶」と、ユニークな「フレーズ」に出会ったので感想を述べてみます。

『ノルウェイの森(村上春樹 著)』ではヒロインのみどりが体調がすぐえない中、奈良公園へ旅行に行くシーンがある。数ある観光地の中から奈良を選んでくれてとても嬉しく思う。地元ということもあり、誇りに思う。

もしかしたらワタナベ君(主人公)とみどりの最後のラストシーンはこのあたりではないのか?とワクワクの仮説を立ててしまう。

読み終えて「あー…これが"村上ワールド "いうやつか」っと、この上ない「残存記憶」の一冊となった。
村上春樹さん、素敵な恋愛小説をありがとうございます。

ということで、UT当たりますように笑🙏

★残存記憶が残ったフレーズ3つを引用★

・「大事なのはウンコをかたづけるかかたづけないかなのよ」P83

・「人生はビスケットの缶だと思えばいい」P209

・「だからあなただってもっと幸せになりなさい。幸せになる努力をしなさい」P246

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