趣味その3 小説
小学生の頃から変わらず読書が大好きです。
小説ってめっちゃ綺麗じゃないですか。字が縦に並んでいて、思い思いの栞が挟まってて、カラフルな背表紙にこだわり抜かれた表紙・裏表紙。
内容はもちろん、たまにパケ買いしてしまうこともあります。
ここからは心を鬼にして絞った特に好きな作品を。
・宵山万華鏡/森見登美彦
小学生の時にはまって、今尚読み続けてる森見登美彦。その原点ですね。
祇園祭の話なんですけど、京都生まれ京都育ちの私にはドンピシャで刺さっちゃって。
屋台が並び、若者が集う「楽しい」雰囲気と山鉾の提灯が街を温める「妖艶さ」、あとちょっと細道に入った途端暗くなって、すれ違う人の顔も見えなくなる「不気味さ」。その全ての要素が含まれつつ、ファンタジーとして広がる森見ワールド。
一度入れば、間違いなく出られなくなります。
・オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎
伊坂幸太郎のデビュー作。デビュー作でこの読後感は、やはりえげつない。
読んでるうちに自分の中の善悪が揺れ動くことが何度もあって、人間への不信感に苛まれたり、自分自身の思考にダイレクトに影響を受けたお話です。
人間が目を背けてはいけないところまで、形を持って訴えてくる感じが息苦しささえも感じましたが、読み終えて本当に好きだと言える作品でした。
ちょっとグロい要素もあるよね。高校時代は実写化キャスト妄想とかしてました。
・Nのために/湊かなえ
入ったきっかけはドラマの方でした。
ミステリーですね。隠蔽された過去と現代の事件、登場人物それぞれが「N」のために嘘をつく様がノンフィクションであり、フィクションでした。読んで以来、クリスマスが少し怖いです。
ずっと「海辺の街に住みたいな」っていう願望があって、その元となったのが「Nのために」の舞台です。
あと、ドラマの小道具が素敵でした。狭い下宿に送られて来たドレッサーとかね。
ちなみに今読んでるのは伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」。
最近何かと忙しくて、読書に時間を割けていないのが気がかりです。
早く読みたい!続き気になる!と日々叫んでいます。
趣味紹介は一旦これで終わろうかなと思っています。
引き続きよろしくお願いします。
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