イラストを楽しむために・・
イラストなどを生成していると、どういう方針で進めるか
悩むことも多い。ここでは悩んだら取り合えず試してみるべきテーマで
、かつ、初心者が覚えるべき10のテーマを解説してみる
①サイバーパンク
未来的な都市景観や高度に発展した技術、特に情報技術とサイボーグ化が中心に描かれるSFの一ジャンル。ネオンライトに照らされたディストピア的な未来都市、雑多なスラム街、ハイテクガジェットや人工知能、インプラント技術などがよく見られる。未来的な銃も多い。
※困ったときのスタイルだが、使われ過ぎて目新しさはない
●Akiraの大友克洋氏や、攻殻機動隊の士郎正宗氏の作品など参照される
※サイボーグが特に多いと感じる。海外は何故か中華街?での戦闘シーンが出てくる。個人的に中華の看板を好まないので困る
②スチームパンク
パンクと続くが、先ほどと違い、こちらは機械的で未来的な面も
見せながら歯車やスチームと過去の技術を感じさせ、街並みもセピア調の
ノスタルジックな印象を与える。ビクトリア朝時代の雰囲気を出すときもあるようだ。ややレトロ画調であることも多い。
スクエニのブレイブシリーズや、その他グランブルーファンタジーなど
RPGの世界観にも採用されているようだ
③サイケデリック
鮮やかな色彩と幻覚的なパターンを特徴とするスタイル。1960年代のカウンターカルチャーと密接に関連し、意識拡張や精神的な体験を視覚化する
※暗に幻覚剤等による副作用を想起させる。また、不自然で不気味な色合いに対してフラクタルなどの幾何学的な模様を組み合わせて違和感増
※カオスで不気味な作例が多いがそういうウケが悪いものは避けて
訴求力のある作品を目指したい・・か?
④グラフィティ
公共の壁や建物等に描かれたスプレーアート(あるいは落書き)だが、
ここではストリートファッション、若者の姿を捉えたものとする。
⑤ポップアート
大衆文化や消費社会をモチーフにした現代美術の一潮流。鮮やかな色彩と日常的なイメージの反復が特徴
※カラフルでコントラスト強め。密集型や逆にフラットカラーもある
⑥ダークファンタジー
ホラーやゴシック要素を含むファンタジーの一種。暗く不気味な雰囲気や超自然的な存在が特徴的
※ただのファンタジーだと欧米人の牙城で魔境という印象。。まずは
日本人の得意なやり方でいくべきだろう。また、暗いのでごまかしが効き
易いのもメリットだが、視認性は下がる。コントラストが下がらないように
気を付けた方がいいかもしれない。
※日本には日本のやり方があるだろう
ベタに行くなら天野喜孝氏のスタイルを参考にしていくべきか
⑦ユニバース
宇宙の壮大さや神秘性を表現するスタイル。星雲、銀河、惑星などの天体現象が主要なモチーフとなる
※景色もロボットもキャラクターもイイが、表現方法はこれまた
宇宙だけに星の数ほどあるか
⑧アナザーワールド
現実とは異なる架空の世界や平行宇宙を描くスタイル。奇抜な地形や生物、独特の文明が特徴
⑨シュールレアリズム
非現実的で夢のような情景を描くスタイル。象徴的なイメージや予想外の組み合わせが特徴的
※現実でありそうで絶対にない・・というのが肝か。ほかのテーマでも
使われるが、特にこれを主題にした場合は極端な表現になる
⑩ディストピア
理想とは正反対の暗黒社会を描くスタイル。荒廃した都市景観や抑圧的な社会システムが特徴的
※スチームパンクが希望的な未来ならこちらは絶望の未来だ。サイバー
パンクもこのジャンルの一種と言えるが、特に人類が戦いに敗れた方の
世界がディストピアで表現されるだろう
まとめ
以上、10のよくあるテーマを取り上げて簡単に解説した。
ここにあるのはどれも基本でありながらちょくちょく出てくる
ものなので是非とも取り組んでほしい。