少しでも学校に興味関心を持ってくれ…そんな私の野望は打ち砕かれた
息子は自閉スペクトラム症で不登校です。
不登校っていうレベル以上じゃないかな?と心配になるほどの不登校で…
だって、入学式も行ってないし、今2年生ですが、一日も登校してません。
一度だけ、入学前に支援学級への見学・体験をしに学校へ行ったっきりです。
その時に、校長室で尋問のような校長先生からの質問タイムが15分あり、その後の普通級の見学、支援級の体験で心がポッキリと折られ、余計に学校が怖くなって行けなくなってしまいました。
息子は不安感がとっても強くて、幼稚園で加配の先生から差別的な配慮を受けていたので、自己肯定感が低下していること、先生が怖いと感じていること、見学・体験はとても簡単な内容だけを短時間のみ、恐怖心・警戒心が強いので一人の先生に対応してもらいたい旨を事前に学校側に伝えていたのですが、その事前連絡を無視して、校長先生がサービス精神を出して張り切ってくれたおかげで、息子は学校に一日もチャレンジすることすら出来ない状態になりました。
正直、校長先生はもちろん、支援学級担当の先生のことも恨んでいます。。
そんなこんなで、学校とは縁遠い日常生活を送ること1年以上。
学校に関連するモノなどは、息子にとってはストレスMAXで、希死念慮に繋がるなどの危険性もあるため、基本的には貰ってこない、家には置かないようにしています。
ランドセルでさえ、祖父母に購入してもらいましたが、一度も出されないまま、見えない場所に隠すようにしています。(祖父母は理解してくれてます)
そんな状態ではありましたが、去年の1年生の時には、アサガオ栽培キットだけは私が学校に取りに行き、家の玄関前で、私と息子の2人で種まきをしたり、花が咲いたら、咲いた花の数や色について話をしたり、アサガオの栽培を体験することができました。
アサガオのお世話は、ほとんど私がしていましたが、最後の種をとるところなんかは息子も手伝ってくれて「来年も育てようね」と言っていたのですが…
先日、今年もアサガオの種をまいてみようと思い、鉢の準備なんかをして息子に声をかけたのですが…
全くの反応なし。
仕方なく、私が去年とったアサガオの種をまいて、息子に報告しましたが…
やっぱり反応なし。。
どうやら、家に学校のモノ(アサガオ栽培キット)があることが嫌で、許せないみたいで、華麗にスルー(無視)しています。
「自分で育てなさい」とか「学校に行きなさい」とかは息子には言ってないのですけどね。それでもやっぱり息子自身が気にしているのでしょうね。。
別に、アサガオの栽培に興味関心がないことは良いのですが(本当は関心持ってもらいたいけど)、正直、息子がアサガオ栽培キットが家にあることが嫌で許せない状態になっているということに私自身が地味に傷つき、堪えました。。
不登校の息子が、唯一、家にあることを許し、触ったりできた学校のモノが、このアサガオ栽培キットでした。
そのアサガオ栽培キットでさえも、存在を許せなくなってしまったとしたら、完全に学校との繋がりというか、存在を否定してしまっていることになるんじゃないだろうか…と感じたのでショックでした。
あわよくば、このアサガオ栽培キットを通して「学校にも面白いモノの一つや二つはあるのかもしれないな…」と少しでも学校に興味関心を向けるキッカケになってくれたら…なんて思っていた私の野望は無惨にも打ち砕かれたようです。
こればっかりは仕方ないですね。
無理矢理、嫌がる息子を説得し、引きずるようにして学校に連れて行くことはできると思うのですが、おそらく可能なのは1回のみ。
しかも、その後は確実に再起不能になる(希死念慮に繋がる恐れ大)こと必至なのでハイリスクノーリターン。
いつか、集団や勉強、学校に対して興味関心を向けてくれることを夢見つつ、息子のペースを見守っていくことにします。
読んで下さり、ありがとうございます。 私と息子をサポートして下さったら泣いて喜びます。 全て、息子の将来のため、療育や学習、その他の活動資金として使わせて頂きたく思います。応援よろしくお願いいたします。