【あと1052日】『同一労働同一労働』によって起こったシフトチェンジ
・今日のアウトプット
今日は『同一労働同一賃金』に関して、
アウトプットする。
『同一労働同一賃金』は、
2021年4月から始まった法律。
超簡単に言うと、
同じ労働量であれば、
同じ賃金を支払わなければならない
(雇用形態を依存しない)
ということが定められた法律
派遣社員や契約社員などの
有期雇用の立場から見れば、
正社員の給与に近づける
ということでメリットがあるように思える。
しかしよくよく考えてみると、
この法律が適用されたからといって
会社の売上(持っているお金)が
増えるわけではない。
つまり、
今までと同じ量の金で
人件費をやりくりしなければいけなくなる。
そうなると、
同じ労働量を提供している場合、
『有期雇用』給与を
『正社員』の給与に引き上げよう!
という考えにはならず、
逆に、
『正社員』の給与を、
『有期雇用』の給与に引き下げる!
という考えになる。
これはもちろん、
『同一労働同一賃金』の考えに
違反していない。
※ちなみに同一労働同一賃金に
違反したとしても罰則規定はない
しかしこのままだと労働組合が黙っていない。
労働組合は『正社員』によって
組織されている為、
『有期雇用』と同じ給与になることを
賛成する『正社員』はいないだろう!
じゃあ経営者側はどのような対策を打つか?
『労働量』の違いで説明することで、
正社員と有期雇用の間の給与の差を
説明するしかなくなる。
同じ時間でも、
『正社員』のAさんは
『有期雇用』のBさんよりも
多くの成果を上げている!!
だから、
Aさんの方が『労働量が多い』
よって、給与は高くなる。
では、これで被害を被るのはどんな人か??
それは『勤続年数』で給与が高かった人!
つまり年功序列の恩恵を受けている人だ!
「勤続年数が長い」ことと
「労働量が多い」は
イコールの関係にはならない。
要するに、
『同一労働同一賃金』によって、
『年功序列』から
『成果主義』にシフトしているということ!!
「自分にできること」ではなく、
「長く働いていること」に
フォーカスしたまま働いていると、
いつまでも給与が上がらず
会社のお荷物になる可能性が高くなる。
自分が提供できる『労働量』を
高める為の努力をいかにするか?
それを考えて日々働くことが
重要だと強く感じた!!
・今日の勉強内容
①Cisco ACIの概要
・Cisco ACI
→データセンター向けのSDNソリューション
特徴は3つ
1.スパイン/リーフ型よ物理トポロジ
従来の階層モデルの構成と比較して、
高可用性、帯域の向上、拡張性の向上を実現することができる。
2.インテントベースネットワーク
物理的な配置や構成に捉われることなくグループを定義して通信ポリシーを決定出来る
→シンプルな定義のみでネットワーク全体のアクセス制御を設定することができる。
3.APIC-EM
通常必要となるハイエンドモデルのスイッチの代わりもなるもの
→企業ネットワーク向けのSDNコントローラ
既存のネットワーク機器を「TELNET」「SSH」「SNMP」を使用して制御する。
②Cisco SD-Accessの概要
・Cisco SD-Access
→企業向けのSDNソリューション
SD-Accessのファブリックネットワークには、「アンダーレイ」と「オーバーレイ」の2つの考え方が取り入れている。
(アンダーレイ)
「オーバーレイ」の機能を提供する為の基盤となる物理ネットワーク
構成機器は3つに分類される
1.ファブリックエッジノード
2.ファブリックボーダーノード
3.ファブリックコントロールノード
(オーバーレイ)
「アンダーレイ」の上に構築される論理的なネットワーク
「VXLAN」と「LISP」の2つの機能から成る
VXLAN
レイヤ2フレームをカプセル化することで、
物理的に異なるレイヤ3ネットワーク上に論理的なレイヤ2ネットワークを構築できる。
LISP
「IPアドレスのID」と「ロケータ」の2つを分離し、ルーティングを行うトンネリングプロトコル
③Cisco DNA Centerの概要
・Cisco DNA Center
→Cisco SD-Accessで使用されるSDNコントローラ
→物理的なネットワーク構成や設定場所などを考慮する必要がなく、Cisco DNA Centerに指定するだけでファブリックネットワーク全体にアクセス制御を適用できる。
(Cisco DNA Centerの特徴)
1.スケーラブルグループによるアクセス制御
2.GUIによる一元管理
3.ネットワーク機器のプラグアンドプレイ
4.ネットワーク全体の可視化
5.Easy QoSの機能