幼少期から憧れていたお雑煮を食べてきた話
小さな頃から憧れていたもの
全国お雑煮マップで見た
香川県でよく食べられている
白味噌のあんこの入った丸い餅のお雑煮
「甘いのに味噌に入っているの?」
「美味しいの?」
親に聞いても食べたことないからなあ…と明確な回答が得られず。
ずっと疑問だった
ずっと食べてみたかった
しかしこちらは関東圏、
あんこの入った餅が売ってない。
お雑煮なんて正月にしか食べないからお店で食べるもできないと諦めていたのだけど
前年ふと調べてみたらTOKYOでも香川のお雑煮が食べられるお店を発見!
しかし正月の期間限定!
くそう。。来年こそ食べる。。。と決意をし、今に至る。
あけましておめでとう2024年。
年初めのお仕事もそこそこに
待ちに待ったお雑煮・・・
とドキドキしながら新橋へ向かう。
お店に着くと列に並んで待ってくださいね、と線に沿って並び数分でお店にピットイン
パタパタと駆け回る店員さんとお客さんで埋まりがやがやした店内
お店は見るからに満員だった。
お冷を頂いたタイミングで早速頼んで
待つこと10分
やっと夢見たお雑煮が手元に。
器の重厚感。
すごーーい。
早速開けようとするも蓋がぺたっとくっついて開かない。
中身が動いてしまわぬように気を付けながら蓋を回し徐々に力を入れて…オープン。
・・・🙁
お椀の赤に負けない、鮮やかな食品も隠れるような白味噌の色。
なんか…写真と違うじゃーん
(わたしが開けるのに手間取ったせいかもしれん)
見た目は少し残念に感じてしまったが、大切なのは中身。味だから。と言い聞かせる。
ちょいちょいと箸で探り具を確認。
餅、麩、大根、人参、サヤエンドウのようだ。
まずは汁をひとくち
白味噌の汁は少し甘め、そして濃い!
味噌汁の味を想像していたので思っていた何倍も濃くて驚き。
次にちょいと見えていた人参、大根を食べてみる。
うん、出汁がしみしみで美味しい。
お麩はお花のかたちでかわいい。
白味噌を吸ってて濃いお味。
鮮やかなサヤエンドウは青い味が広がって良いアクセント。
すごく味変になるし味噌との相性バッチリでこんなに合うのか!と感動した。
美味しすぎたのでもうひとつのサヤエンドウは最後に食べようとそっと端へ。
美味しいものは最後に食べたいタイプ。
さてさてメイン。
あんこの入ったおもち。
汁につかっていたので少しとろけ
薄くあんこが透けて見えるおもちを箸でびにょんと開封しあんの部分だけ口に入れてみる。
わー、つぶあんつぶつぶ
本当に甘いあんこが入ったおもちだ。
おもちと汁をレンゲにすくい、一緒に食べてみる。最初はん?って思ったけどすぐに慣れた。
食べれば食べるほど美味しい。
あまじょっぱさが絶妙。
濃いめの味噌味だからちょうどよく感じるのかも。
おいしくておいしくて、
ちょっとずつ食べ進めて
最後に残しておいたサヤエンドウを食べて
やっぱサヤエンドウ最高だな!って思って
残った汁を飲みほして
「ごちそうさまでした」
いやあ!大満足!!
また来年も食べたいなと思えるお味でした!
そして小さな頃からの夢を叶えられてすごく達成感!
小さな頃のわたしへ
甘いあんこの入ったお雑煮、美味しかったよ!!
おわり!