”現在”に疲れたら、”過去と未来”でチャージしていきませんか？

未来のことなんて分からないし、過去は変えられないんだから、現在いまを大切にしよう。

それは、正しいといえば正しい。だからといって、過去や未来のことを考えるのが良くないかといえば、そんなことはない。

現在が苦しくて辛いときだってある。そんなときほど視野が狭くなって、目の前のイヤな現実に囚われてしまいがち。

そんなとき、過去や未来に目を向けることで、エネルギーをもらえることってあると思うのです。

たとえば、昔の写真や、懐かしの品、何かでもらったトロフィーとか記念品を見返してみる。
楽しかった思い出、かつての輝いていた自分を思い返すと、当時の幸せな気持ちやバイタリティがちょっと蘇ってくるかもしれません。

あるいは、「苦しい今」を乗り越えた未来あとのことを考えてみる。
楽しいスクールライフを送っている自分、夢を叶えてイキイキしている自分、ご褒美に焼肉を食べている自分、辛い経験を同じ境遇の人のために活かして喜ばれている自分。
実現できるかどうかはいったん忘れて、幸せな未来を想像してみるだけでもエネルギーがもらえるかもしれません。

「今が大切」というのは正しいんだけど、現実ばかり見てるとつらいこともある。そんなときは過去や未来に寄り道したっていい。
「エネルギーをチャージしたら現在にまた帰ってくる」くらいにのんびりしたって、人生バチは当たらないんじゃないでしょうか。
ビバ戦略的現実逃避。

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ちなみに、ここまでは「現在が苦しい」場合に関して書きましたが、「つらい過去があった」場合や「未来が不安」という場合についても同じようなことが言えると思います。

すなわち、つらい過去があったなら、今楽しいと思えることを大切にしたり、未来の楽しみなことに目を向ける。
将来に不安があるなら、とりあえず今できていることを頑張るとか、ときには過去の頑張りから自信をもらうとか。

いずれにしても、気持ちを1点だけに向けすぎないこと、《過去ー現在ー未来》という3つの着目点をうまく使い分けることが、精神衛生を保つうえでけっこう大事なのではないかなと思います。