アロマテラピー講座(第4回)精油とは①<精油の性質>
毎週水曜日に開講しておりますヽ(* ´ ∀`)ノ♪
アロマテラピークラフト(手作り品)レシピとアロマテラピー検定に必要な知識を織り交ぜています。検定を受験される予定の方や、アロマテラピーに興味がある方などの初心者向けです。
※質問等は随時受け付けております。メールや掲示板もご利用ください。
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第1回 芳香スプレー
第2回 アロマテラピーとは
第3回 精油で香水作り
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「精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。各植物によって特有の香りと機能を持ち、アロマテラピーの基本となるものである。」
―(公社) 日本アロマ環境協会『アロマテラピー検定 公式テキスト』
ということで、今回はアロマテラピーの要、精油(エッセンシャルオイル)についてのお話です。今さら~( ´ ▽`)
ちょっと長くなるので、数回に分けて短く説明していきます。決して手抜きじゃないですからね(`・ω・ ´ )たぶん
精油は、光合成によって作られたエネルギーを用いて植物が作り出した天然100%の有機化合物です。以下の4つの性質を持っています。
・芳香性(良い香りを放つ性質、植物の香りのもと)
・揮発性(徐々に気体へと変化する性質)
・親油性(=脂溶性、油脂に良く溶ける性質、水より軽く水に溶けにくい)
・引火性(揮発した物質に他からの熱や火が移って燃え出す性質)
オリーブオイルなどのいわゆる「油脂(脂肪酸+グリセリン)」とは全く異なる物質です。ここもテストに出るかもー( ´ ▽`)
また、天然ではありますが、完全に安全というわけではありません。医薬品ではありませんが、安心して使うために、用法・用量・ルールを守って正しく使いましょう☆
精油はボトルに入れられた瞬間から成分が変化していきます。酸化(空気中の酸素と結合)したり、成分同士が合わさって別の成分になることもあるため、冷暗所で保管し、開封後はなるべく早く使い切りましょう。柑橘類のような皮を搾って作る精油は不純物が多いので半年程度、それ以外は1年が目安です。
「アロマオイル」や「フレグランスオイル」と書かれているものは精油でないことが多いです。購入の際は以下の点に注意してください。
・遮光瓶に入っている
・学名(生物につけられる世界共通の名称・イタリック体)が書かれている
・「芳香浴のみ」や「体に塗らない」などと書かれていない ※例外あり
100円で売られているホンモノの精油を私は見たことがないので、安すぎる精油に出会ったら、成分や上の項目に注意してみてくださいね♪
最後までご覧いただき、ありがとうございましたヽ(* ´ ∀`)ノ♪次回は精油の作り方についてのお話です。