アロマテラピー講座(第11回)アロマテラピーと環境問題
毎週水曜日に開講しておりますヽ(* ´ ∀`)ノ♪
アロマテラピークラフト(手作り品)レシピとアロマテラピー検定に必要な知識を織り交ぜています。検定を受験される予定の方や、アロマテラピーに興味がある方などの初心者向けです。
※質問等は随時受け付けております。メールや掲示板もご利用ください。
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第1回 芳香スプレー
第2回 アロマテラピーとは
第3回 精油で香水作り
第4回 精油とは①<精油の性質>
第5回 精油とは②<精油の抽出方法>
第6回 精油とは③<精油の使い方・注意点>
第7回 お風呂deアロマ①<簡単入浴剤>
第8回 お風呂deアロマ②<アロマバスボーム>
第9回 アロマテラピーの歴史
第10回 粘土パック
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前回のクレイパック試してみました?お風呂に入れたり髪に使ったりする方は、大量に流すと排水管が詰まるかもしれないので気をつけてくださいませね☆
さて、今回は試験の範囲でもある『環境問題』について考えてみたいと思います。予告をぶち壊すのが得意ですみません(^-^;)試験では、地球温暖化のことや環境保全のためにすべきことなどの知識も問われます(テキストの範囲だけです)アロマテラピーは植物から抽出した精油を用いて行うものなので、当たり前っちゃー当たり前の知識なんですけどね。地球に優しく!です。
以前、「大量に精油を作ったり使ったりすることは、環境破壊につながらないのか?」という問いに即答出来ませんでした。
精油を抽出する専用に育てられている植物があります。でも、例えばお線香などにも用いられてきたサンダルウッドなどの樹木は育つまでに時間がかかるため、手に入れられなくなってきているのは事実です。少し前に流行ったバオバブオイル。種からオイルを抽出していますが、バオバブの木はレッドリスト入りしている種もあります。
アロマテラピーが広まるということは、それだけ精油を手に入れる人たちが増えるというわけで、たくさん必要になる=農地を拡大するために森林が伐採されたり、乱獲によって絶滅に瀕する植物が出てきたりする可能性だってあるわけです。それを考えると、ティートリー精油を洗濯機へ毎度投入するのは、容易く分解されない合成洗剤を使うことと大差ない気がします。
必要な分を最低限使っていく。それが一番です。自分や周りの人だけでなく、地球にも優しい気持ちを持てるとよいですよね。うなぎも毎年食べたいし!(残念ながら、今年の土用は食べられなかった・・・)
アロマテラピーを取り入れるようになってから、精油を含め、オーガニックのものを積極的に取り入れるようになりました。自分のためになるだけでなく、生産者の健康にも配慮できるということを聞いたからです。例えば、今流行のオーガニックコットン。昔に比べて、だいぶお手ごろな価格になってきましたね。綿には大量の農薬が使われているのをご存知でしょうか。そして、綿の国内生産率は、ほぼ0%です。
この世界のどこかで、自分の着ている服の原料や自分が口にしている食べ物を、農薬に苦しみながら作ってくれている人たちがいます。(そういう人たちがオーガニック栽培に移行できるのか、出来ない場合は逆に生活を苦しめることになるのではないかという疑問が頭をよぎりますが、)生産者のことを考えることで、めぐりめぐって自分や地球のことも考えることにつながることも事実です。
アロマテラピーに興味を持つということは、少なからず自分に意識が向いている状態だと思います。ついでで構いません。その優しさの矛先を、少しだけ他にも向けてもらえたら嬉しいなと思います(^-^)
最後までご覧いただき、ありがとうございましたヽ(* ´ ∀`)ノ♪次回も未定!違うことをやりたくなるから予告なしってことで!