アロマテラピー講座(第7回)お風呂deアロマ①<簡単入浴剤>
毎週水曜日に開講しておりますヽ(* ´ ∀`)ノ♪
アロマテラピークラフト(手作り品)レシピとアロマテラピー検定に必要な知識を織り交ぜています。検定を受験される予定の方や、アロマテラピーに興味がある方などの初心者向けです。
※質問等は随時受け付けております。メールや掲示板もご利用ください。
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第1回 芳香スプレー
第2回 アロマテラピーとは
第3回 精油で香水作り
第4回 精油とは①<精油の性質>
第5回 精油とは②<精油の抽出方法>
第6回 精油とは③<精油の使い方・注意点>
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今回は、お風呂で楽しめるレシピを紹介いたしましょう♪と、その前に、前回のおさらいです。間違いを探してください。
・真性ラベンダー精油とティートリー精油だけは原液を皮膚に塗布してOK
・水に精油を数滴落としてうがいに使用した
・目を洗浄するときにクラリセージ精油を用いるとスッキリする
・精油の伸びを良くするために、火元のそばで温めて使う
・好きな香りではないが、安眠のためにラベンダー精油を焚きながら寝た
答え合わせは最後ですー。
さて、お子さんやペットがいるので、あまりアロマテラピーを楽しめないという相談を受けました。私は、彼らがあまり入ってこない場所:トイレとお風呂or外出時のハンカチに1滴をオススメしております☆
ハンカチに1滴垂らしておくと、いつでも香りを楽しめます♪ただし、精油によっては色がついてしまうのでお気をつけください。私は電車に乗っているときにイランイランの香りがどこからかするな~と思っていたら、自分のポケットに入っているタオルハンカチからでした!苦手な人も多い香りなので、かなり慌てました(^-^;)強い香りも要注意です。
お風呂は出るときに流してしまえるので、1人で入る場合は最もおすすめです。肩までつかる場合は5滴まで、半身浴は3滴までが目安と言われていますが、狭くて湿度の高いお風呂場では1滴でもじゅうぶん楽しめます☆
第4回で、精油の親油性について触れました。精油は水に溶けにくい、つまり、湯船に数滴垂らしても湯面を漂うだけということです。そのまま入ると原液が肌に触れる可能性もあるので、お湯をバシャバシャとよくかき混ぜてから入りましょう。お肌が弱い方は、植物油に精油を入れたアロマオイルをお湯に入れると安心です。保湿効果もあります♪
<簡単アロマ入浴剤のレシピ>
◎精油:1~3滴
◎天然塩または重曹:大さじ2
混ぜるだけの超簡単レシピです!(^-^)スーパーやドラッグストアで買える材料ですしね。それを考えると、ドラッグストアに精油が置いてあると便利ですわ~医薬品と勘違いする人がいそうなので置けないのかもしれませんが。天然塩は体を温めて浄化を促してくれるので、単体使いもおすすめです。重曹はお湯がやわらかくなって、お掃除もしやすくなりますよ☆
湯船に精油を入れると、次に入る人もそのお湯に浸かることになってしまいますよね。精油を入れた場合は、翌日に洗濯で残り湯を使うこともすすめられていません。こういうときは、浴室で芳香浴を楽しみましょ♪
洗面器や桶にお湯を少し張って、その中に精油を1~2滴落とします。その後、シャワーでお湯を入れます。すると、ディフューザーのように蒸気で浴室内に香りが漂うのです。換気扇を使わないと香りは少し残ってしまいますが、お湯はきれいなままです。お肌が弱い方も安心して楽しんでいただけますよ。
入浴時ではなくても、同じ方法で芳香浴を楽しむことができます。ただし、浴室は湿度の高い密室のため、香りが強く感じることがあります。体調変化に気をつけて、長時間行わないようにしてください。
最後までご覧いただき、ありがとうございましたヽ(* ´ ∀`)ノ♪次回は、引き続き『お風呂deアロマ』。しゅわしゅわのバスボムを作りましょ☆
それでは、復習問題の答え合わせです。
・真性ラベンダー精油とティートリー精油だけは原液を皮膚に塗布してOK
→どの精油であっても、原液を皮膚に直接塗るのはNGです。
・水に精油を数滴落としてうがいに使用した
→うがいを含め、精油の内服は禁止です。口内の粘膜はデリケートなのです。
・目を洗浄するときにクラリセージ精油を用いるとスッキリする
→点眼も一切禁止です。
・精油の伸びを良くするために、火元のそばで温めて使う
→精油は引火性があるため、火のそばでは使用しないでください。
・好きな香りではないが、安眠のためにラベンダー精油を焚きながら寝た
→アロマテラピー好きな香りを用いることが大前提です。また、就寝中に火を用いて精油を焚くのは大変危険なのでやめましょう。(就寝中は強制的に吸ってしまうため、拡散力の強い電気式のアロマポットやディフューザーの使用も私はおすすめしていません)
おキモチだけで十分ですヽ(´∀`。)ノ