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WindowsでのGitとProxy設定
Windows上に新規にGit環境を設定して、リポジトリをクローンしようとしたら以下のエラーとなりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1725682015-f751vqXPnIRhOyQW8d3cMUVi.png)
コマンドプロンプトから
C:\>git config --global --list
を実行したところ、ネットワーク環境には設定されていない
http.proxy=xxxxxxxx
の値が設定されていたので、
C:\>git config --global --unset http.proxy
で設定を削除し、無事クローンできるようになりました。
なぜ、Gitのコンフィグにproxyを設定する必要があるのか?
極論すると、Windowsだからって事だと思います。
Gitはコンフィグに設定がなければ、環境変数の
http_proxy
を確認して、Proxyサーバーを参照します。
UNIXではこの環境変数はシステム全体で使っているので、システムのネットワーク設定でProxyが設定されていれば、Git単体に設定する必要はありません。
しかし、Windowsではネットワーク設定でProxyを設定しても、環境変数には反映されず、GitにProxyサーバーの設定を知らせる方法がありません。
そのため、Gitのコンフィグに記載する必要が発生します。
Proxyサーバーの設定は、そのPCのネットワーク環境の設定ですので、システム側で一意に設定したいものです。同じ設定がいろいろなところに分散するのは、トラブルの元ですから。